on the tightrope

「環境問題」

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2000年5月2日(火)

しかしこの連休に挟まれた二日間と云うのも不思議なものだ。休みのような、休みでないような。一応連休の間は、昨日と今日だけ店に顔を出そうと頑張って朝起きて行ってみたのだが、今日も駅までの道すがら人がほとんど歩いていない。まあ半分がたの人は休みなのだろう。とすると一週間以上もぶっ続けで休みの人も多いのだろうが、これが昔の僕なら狂気乱舞と云ったところだが、今の僕には長い連休など傍迷惑なだけだ。

釘の方も連休直前から当然のようにシメ体制。ハナから期待などしていないが、昨日はジャングルパークでなんとか格好は付いたものの、釘通り回りの方は覚束なかった。今日も今日とてとてもアケるとは思えないが、それでも明日以降よりはまだマシかもなどと思いつつ、十日近くもまるっきり打てないのもきついので一応行ってみたのだった。打てるものが無ければ帰ろかななどと思いながら一通り見てみるものの、相変わらず。と、何故か現金機の海物語にアキ...と云うよりも、このシマは例の出玉やスルーの件もあるし、常連もいるので最近ロクに見てなかったのだ。たぶん、昨日からこんな釘だったのだろう。

ともあれ打ち始めると、30回は楽に越える回り。8000円で持ち玉になったはいいものの、よくないのが途中から来た若い3人組。とにかくうざったいことにかけては、おっさんやおばさんよりも若いヤツの方が上だ。こういう連中はとにかくマナーが悪いし、うるさいし落ち着かない。それでも持ち玉になってから40回を越える回りになったので我慢して打っていたが、さらに悪いことに隣にアベックの男が。こういうヤツに限っていいカッコしようと斜に足を組んだりするのでさらにうざったい。パチンコ屋なんかに来てヘンにカッコつけてんじゃねーぞ、バーカ。要するにひがんでいるのである。

バチが当たったのか全部ノマれた。ついでに回りの方も30回ぐらいに落ちた。こうなるともう我慢が出来ない。何が悲しゅうてこんな連中に囲まれて追い銭せにゃならんのだ。と云う、プロの風上にも置けない理由で(ま、プロでも無いんだけどね...)席を立つ。さ、お帰りかな、と思いながらもなんか悔しい。何が悔しいかと考えるに、なにか追い出されたようで悔しいのだ。とは云うものの他に打てる台があるわけでも無いし...と云うわけでこういうときはパープルアイスなのだった。客いないし。

ともあれ、一番釘のマシな台の電チューの寄りが少々戻されていたので、なんとか打てなくも無いだろう。20回は無いが、17・8回ぐらいはあるはずだ。一応時短中はちょっと増えるのでこれでも打てなくは無い。打ち始めてみると、ほぼ予想通り、18.5回ぐらいだ。しかし、いきなり時間効率悪いので結構精神衛生上はよくない。基本的には無制限の3回権利モノを打っているのと大して変わらないのだが、異常に通常時の時間効率悪いので気が気では無い。簡単に云うと、当たる気がしない。ひーこら云いながら、それでも15500円めにカスが当たり持ち玉。ラッキーなことに40回転ほどで時短を引いて、2連チャンで終わったものの、後は打ち切るだけである。なんとか後は持ち玉で打つことが出来た。

よくないのはここでも隣に客が来ること。ガラガラのシマなのに。何故かと云うと、まず時短中にやたらハマったのだが、何故かハマっている最中に隣におばさんが座ることが多い。どうせどこかの誰かがハマっている台の隣は出るとか、トイレの花子さんみたいなことを言いふらしているのだろう。おばさんがいなくなると今度はまたもやアベックの片割れの男。なんでこいつらは横向いて足組むのかね。邪魔なんだよ、おいコラ。うっ、煙い。なんだコイツ、中学生みたいなふかすだけの煙草喫いやがって、自分が喫うよりも多い副流煙を煙突のように垂れ流す。ヘヴィスモーカーの自分が云うのもなんだが、こういう喫い方のヤツが一番煙たくて始末が悪い。しかも時短が当たりやがった、ああ、煙たい...

あーよかった、隣の男がノマれやがった、ざまーみやがれ、このアンポンターン、パチンコ屋にいい女連れてくんじゃねーぞ、帰れ帰れ、あーはっはっはっは...

ん?寒いぞ...なんだ、ここクーラーの真下じゃねえか、風がもろに来るじゃねえか、どうでもいいがさっきから江戸っ子のおっさんみたいになってるじゃねえか...

それはともかく、時短中にせっかく1000回もハマったのに、一向に早い当たりが来ない。なんとか5連チャンしたので持ち玉で打ててるものの、確率オーバーばかり続いているうちにもう予定の8時10分が来てしまった。ここは潔く諦めるべきかと思いながらも、ひとつは明日から連休が終わるまでは打てないだろうと云うこと、もうひとつはとにかくここまで確率内で二回しか当たってないと云うことで、とにかく今日は打ち切ってしまうことにした。それが功を奏してまた時短を引いたものの、また時短中に3倍ハマリ。一応時短は続いているものの、もう時間が無くなって来た。ところがようやく10時になろうと云う頃にバタバタと2桁の当たりが時短で続いてなんとか格好がついた。今度は営業時間中に取り切れるか心配になってきた。確かこの店は閉店時の保証が無かった筈である。なんせこの店で閉店まで打ったことなど久しく無いのだ。都合のいいことに10時半ジャストに時短終了。上皿分も打たずに替える。やれやれ。

箱を運んでもらうときに思わず店員に漏らした。

「ここ寒いですねー」
「なんだ、云ってくれりゃいいのに」

云やあよかった...。

本日の収支 +29,000

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