on the tightrope

「パチンコで生きるということ」

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2000年12月28日(木)

それにしても今年の年末はパチンコ屋に人が少ない。おまけに何故か釘も甘くて結構打てる台がある。そんなわけでいまだに打っているわけだ。今月の僕は、収支自体はお粗末ながら、我ながらほとんど完璧な立ち回りだなどと内心悦に入っていたのだが、じゃあいざエクセルを開いてみると結構汚い。つまり、一日に何台も手を付けているからである。それだけ候補が多かったと云うことなのだが、まだまだ僕は試し打ちをせずに一台を完璧に絞るなどと云うところまでは到底行っていないと云うことだ。やれやれ。

先日パチンコなど全然やらない知人と、いまの自分を説明するためにこんな話をした。

パチンコと云うものは、歩合制の営業とかと違って今日は売上げがひとつもなかった云々どころか、負けてマイナスになってしまうこともあるし、すっからかんになることもある。その意味では大昔のサムライみたいなもので、真剣を持って歩いているようなものだ。それは別にカッコいいとかと云う意味じゃなく。それに加えて世間的に職業として認められてないこともあり、だからこんな風に精神的にまいっちゃったりするのだが、その日一日限りとかはともかく、とにかくああ今日は気分が乗らないなあなどと思って立ち向かったり、えへへ今日は楽しく斬りまくっちゃうぞとか、感情的に流されたりすると、おしなべるといつかは斬られてしまうと云うことだ。だいたい、侍が果し合いの最中に、今日の晩飯は何にしようかななんて考えてたらまず斬られて死んじゃうだろ。後はあそこで見物してるあいつの顔が気に入らないなあとか。ま、まる一日そんな風に張り詰めているわけじゃないから極端なたとえなんだけどさ。要するに疲れるわけだ。

今日は久しぶりにモンスターハウスを打った。

本日の収支 +29,000

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