a day in my life

「予告の功罪」

昨日は起きたら昼だったので、一日かけて部屋の掃除。ああ、さっぱりした。

98年12月7日(月)

相変わらず絶好調の朝。今日も起きたらもう10時半。また雨が降りまくっている。とぼとぼと駅にたどり着いた頃に、はたと気付いた。そういえば、KTさんがH店を訪ねるというのは今日じゃなかったか?ちょっとのぞいてみようかな。携帯に電話入らないところをみると無事にたどり着いたのだろうか?しかしよく考えてみると僕は彼の顔をよく知らない。H店に行ってそのへんの人に「もしもしKTさんですか?」「は?」なんてのもカッコ悪いし...実は僕は、本業では傍若無人でずうずうしいことこの上ないことになっているのだが、プライヴェートというか本来は田山さん以上にシャイなのだ。なにしろ、高校生の頃に一度バスの中で親父(が先生をしている)の高校の生徒に声をかけて以来、ナンパをしたことがない(ちなみにされたことはある。昔の話)。KTさんがいるという確信もないので、ここは照れ屋の方がまさってしまった。KTさんもしいたんだったらゴメン。

というわけで、結局駅ビルのドトールでカフェ・ラ・テを飲んで一服してからネグラへと一人向かった。着いたのはもう昼過ぎ。今日は寒いせいか、客付きも悪く、まだそこそこ客がついているルパン以外は一通り見ることができた。...シメてるのはあるが、アキはなし。そういえば今日はもう七日。世間ではボーナスが出る頃か...。うーむ、先が思いやられる。アイているのがひとつぐらいないかと、いつもよりテリトリーを広げると一台発見。デラマイッタF−4の端台。これは釘はアイてるが、このシマは普段ほとんど無視しているシマ。というのもこのデラマイッタF−4という台は気持ちのいいくらい勝てない要素が揃っている。1)まず出玉が少ない。2)そのくせ確変突入率も低い。従って瞬発力に欠ける。3)その上確変中に玉が減る。4)ゲージが悪い。よってムラがきつく、回転率も上がらない。5)その割には確率もよくないので、ボーダーがきつい。これだけ揃ってりゃ十分だろう。実際出ているのをほとんど目撃したこともない。しかし、今日のこの台は明らかにアイている。今日打っておかないとそのうちほとんど打たないうちにはずされてしまいそうなので、記念に一度打ち切ってみよう。

という消極的な決心で打ち始めると、やっぱりムラきついな。千円で50回回ったかと思うと、17回ぐらいしか回んないときもあるし。なべると30回ぐらいか。ボーダーを考えると頼りないが、この機種にしてはいい方だろう。しかし期待日当はショボそう。この回りムラだが、ゲージもそうなのだが飛び方を見ているとどうやらバネが均一でないことが大きそうだ。そういえばナナシーもバネが一定していない台が多かったし、ハードの部分によるところが大きそうな気がする。豊丸さん頼むよ。

という感じで元気なく打っていると、やっぱり無茶苦茶効率悪い。最初に当った通常10ラウンドは当然飲まれて追い銭になるし、結局気がつくと6時半までに9回当りを引いても持っているのは一箱だけ。シマの当りガシラがこれじゃあな。という訳で持ち玉を全部打ち込んだ時点で引き。まあ、確率オーバーの連発で当りの確率もワリを相当くっていたんだけれど、確率通り当っていてもたいしたことはなかっただろう。それよりも気になったのは思ったよりもつまらんということ。とにかく予告なしではほとんど全くといっていいほど期待できないが、その予告の出現頻度が無茶苦茶低かったので(かといって予告の信頼度が高い訳でもない)、打っていてもなんか不毛なことをやっている気になる。たまたま当りがついてこなかっただけかも知れんが、予告なしにほとんど期待がもてないとなんか打っていてもちっとも射幸心が煽られないし、期待感のないパチンコっていうのもつまらん。雑誌に連続予告が今度から禁止になるらしいと書いてあったが、少しは考えてよメーカーさん...そういえばこの台の盤面のデザインと音楽もなんかダンテの神曲かなんかを思い起こさせるし、もしかして不毛と絶望とかがコンセプトなの?ならしょうがないか...まあ、この台(J−3も含めて)もう打つこともないだろう。

なんか救いのないパチンコを打った気がして、このあと2軒に1万円ずつ、趣味のパチンコに無駄銭を使ってしまいました。負ける時はこんなもんだ。僕もまだまだ精神的にはど素人です。

本日の収支 −35、000

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