a day in my life

「21世紀の精神異常者」

by King Crimson...

99年9月5日(日)

回転率34回のチューミーハウスを打った。やっと普通に当たってくれた。

パチンコ屋に居て何が情けないと言って、何度も書いているが人間として品の無い客と一緒になること。これは別にパチンコ屋だけに限らなくて、例えば海外に向かう飛行機の中であるとか、長時間閉ざされた空間に居るとことさらよくわかる。つまりは、一見普通に見えても、実は情緒不安定であったり、異常に自己中心的であったり、世の中には本当に変な人がものすごく多い、ということだ。いっぱしの企業や官庁に勤めているからどうこう、などと言うことは全く関係なくて、大手企業の入っているビルの下の喫茶店で隣から聞こえて来たり、帰りの通勤電車の中で目にしたり、まったく一体全体なんでこんな奴を雇っているのか皆目分からない、という人間をしばしば見かけてしまう。要は会社などと言うものはただの入れ物であって、その中に入ったからと言ってその人間の本質がグレードアップするわけでも何でもないのである。こういうことを書くと、人と違うスタンスでパチンコを打っている人間が、楽しみで打っている人達にマナーだなんだ言うのはお門違い、という意見を言われてしまいそうだが、僕が言っているのは人間として「異常に」マナーの悪い、品の無い人達のことである。以前、NHKスペシャルでアメリカでは極端に落ち着きの無い子供に、治療として向精神薬を投与する、というのをやっていたが、そういう意味ではある種精神病理学的な話だ。そう考えると、あのエリートがこんな犯罪を起こすなんて、などと言う事件に対するコメントは所詮ナンセンスである。何やら話が大袈裟になってしまったが、要するに人間欲の絡んだ場面では地を出しやすい、と言うこと。

それはともかく、前も書いたが僕は人前で貧乏ゆすりをし続けたり、異常に落ち着きの無い人間は嫌いなのだ。あまり落ち着きが無いと、何か後ろ暗いこと、例えば置き引きでもするつもりなのかと勘ぐりたくなる。今日も夕方になって同じ並びに大股開いて100メートル離れていても分かる貧乏ゆすりをし続けるオヤジが。おまけに四六時中ブツブツ独り言を言いながら。たぶん、僕は人より神経質で、おまけに古臭いタイプであることは間違い無い。以前も担当していた男のアーティストに、やれ電車の中で足を組むなだの、音を立ててコーヒーをすするなだのと、口うるさく言ってうるさがられたことがある。何の事は無く自分が年食ってオヤジになりかかっているだけなのかも知れないが、こと新人アーティストで強烈な個性を売りにするのでは無い場合は、多少なりとも人を不快にさせることには意図的なものを除けば何のメリットも無い。あれ、また話がかなりずれてしまったが、とにかく、こう言う一時も落ち着くことなく貧乏ゆすりをし続けるようなおっさんと結婚している人というのは、どういう人なんだろう?不思議でしょうがない。極端に鈍感か、極端に寛大で人間が大きい人かのどちらかだとは思うが、ま、僕の場合はどっちにしろ人間が小さいんだろうな...。

ん?これのどこがパチンコ日記なのだろう?ま、いいか。

本日の収支 +48,000

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