a day in my life

「きんぴら」

...

99年10月8日(金)

二時間二度寝した...。

と言うのも、昨日ちょっとしたバカ勝ちをしてしまったので、半分ぐらいパチンコは休もうか、などと言う気持ちがどこかにあったのだ。ところが昨日レコード会社の友達と電話で話をしていて、ようやく来週の月曜が振替休日だと言うことに気付いたのだ。まったく浮世離れにも程があるが、一週間というタームで考えると会社勤めしていたころよりも規則正しいのが不思議である。起きた時間が中途半端なので、このところ打ち合わせがすれ違っていた友人に電話してみるが、やっぱり都合が合わず。となると、4日続けて休むというのもなんだし、今日は下見がてら打ちに行くことにしよう。

昼頃の電車に乗ると、いつもチームを組んでいるエンジニアと乗り合わせた。彼は同じ用賀に住んでいるのだが、このところ僕が現場がご無沙汰ということもあり、会うのは久しぶりだ。いろいろ近況を訊いてみるが、どうやら去年までいた会社も含めて、みなさんヒマらしい。

とりあえず改札を抜けてどこに行こうか考える。大きく勝った翌日というのは得てしていろんな雑念がわく。やけに消極的になったり、逆に変に気が大きくなったり。僕の場合は前者のことが多い。やはり気が小さい分、守りの気持ちが働くのだろう。どちらにしても平常心を保つのが難しい。とりあえず時間も時間だし、気持ちとしてはカタく行きたい。2円換金の玉ちゃんあたりが一番セコい選択だが、今週よく打った現金機の海物語にしようか。とりあえず現金機の海物語方面に向かいかけて、はたと思い直した。この時点でもう既に消極的になっている。ここはダメ元でも通常の順番で見て行こう。とにかくいつもの立ち回りで行くことだ、と思い直した。

そんなこんなでいつもの店に昼過ぎに入店。CRをざっと見て回るが渋い状況は変わり無い。このところ少しずつアケた台もあるのだが、如何せんアケ方がセコい。ひとまず気持ちアケられたように見えたチューミーハウスを2・3台試し打ちしてみるが、やはり足りない。一番見た目がいい台は以前打ってネカセとステージのクセが悪いと思った台である。これも一応打ってみるが、やはりこの台でステージのクセがよくないのは心許ない。結局一階には早々に見切りをつけて、地下を見てみることにした。ニューロードスターVを2台試し打ち。先のことも考えると、この辺りに打てる台があると助かるのだが、やっぱり足りず。それでなくても結構リスクの大きい機種なので、回りで妥協するとロクなことは無い。結局CR機の試し打ちに1万円ほど使ってしまった。

現金機も一通り見るが、このところマジチェに関してはずっとシメっぱなし。以前打っていた台も今では見る影も無い。最後の頼みの綱でスイスイマリンのシマを見ると、以前打った台が打てそうだ。試しに打ってみると25回ぐらい回る。まあ、最終的にはムラを含めて22・3回になってしまうだろうが、それでも打てない回りでは無い。4500円で最初の権利を獲得。16ラウンド2つ。これがあっさりノマれて追い銭になる。こうなると例の弱気の虫やらが首をもたげてくるが、23・4回のクオリティはあるし、これでも期待値的には打つべき台であると言い聞かせて打つ。とにかくいつものように打つ。肩の力を抜いて、いくばくかの余裕を持って、一歩引いて客観的に見る。とにかくひたすら観察するのだ。

結局8500円の追い銭で当たり。16ラウンド3つ。後は例によって観察して、判断して、対処する。それだけだ。

8時過ぎに本日初めて小当たりから権利獲得するが、これも本日初めて小当たりの3連発。見た目だけは派手に積んでしまったため会社帰りのサラリーマンが同じシマに群がってきたこともあり、一箱打ち込んでヤメ。守りがちな日にしては上出来。

帰りがけに松屋の前を通りかかると、「きんぴら牛めし」のポスターが目に止まる。が、我慢できん。結果、「キムチ牛めし」の勝ち。ミネット・ウォルターズの新作を買って帰途につく。

スイスイマリンのスペックは5月17日を参照。

本日の収支 +25,500

back