a day in my life

「師走」

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99年12月10日(金)

師も走る月、人を導くものすらバタバタしてしまう月なのだから、僕如きがオタオタするのももっともである。たかだか年が変わると云うだけで、12月と云うのはどうしてこうも短いような気がしてしまうのだろう。実際、年明けに正月と云う呆けた時間があると云うことと、夏休みの宿題さながら、ことここに至って今年と云うものを無理矢理まとめてしまおうと云う時期なのだから落ち着かないのも無理は無いのか。今月に入って未だ打つ場所がなかなか定まらないと云う状態もそれに拍車をかける。

地元の店もオークスの賞球をシメられて早々に脱落、かつてのネグラも得意のセコいアケ方に留まるのみの状態に戻り、持ち玉条件等を考えると消去法と云うお寒い判断ではあるが、とりあえずかつてお騒がせした店に通ってみることにした。

そんなわけで昨日から遅まきながら腹を決めて血も涙も無いギャンブラーとなって打つのだ、などと訳のわからない決心をしてこの店に来ているのだが、まあ、時節柄お世辞にもアケているとは云えない。ことここに至っても綱渡りなのは相変わらずだ。この綱が来年まで続いていればいいのだが。

昨日打って結果の出たナナシーは当然の如くシメ。新台のアジャ・コングでも打とうかと思ったが、例によって甘過ぎるスペックとゲージのせいで既に劇辛状態。普段ほとんど無視していたマジカルチェイサーに珍しくアキがあった。27回程度の台だが、この店の今の状態の中で、選択としては間違っていなかったと思う。はじめの一時間ちょっとで4回の当たり。次の当たりは6倍回した4時ごろ。申し訳程度に100回の時短中に当たったが、結局倍以上回して当たらず全滅。初当たり確率は結局359分の1。なんか今年を象徴しているな。

さて、そんなわけなのでこれからお稲荷さんにお参りに行こ。今日は奮発して7円だ。

本日の収支 −18,000

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