businessman

「傍若無人」

...

例えば、僕が会社でどんな具合かというと、
(十歳年下の上司)S「打ち合わせしましょう」
僕「オレ、Sさんと打ち合わせしたくないんだよね」
S「な、なんでですか?」
僕「嫌いだから」
S「かんべんしてくださいよー。僕は大好きなのに」
以下打ち合わせ。
てな感じである。
と書くと、いかにも僕がわがままであるか、もしくは刑事モノによく出てくる偏屈者のオヤジみたいに思われるかもしれないが、そうではない。僕は会社でも自由でありたいと思っているだけなのである。つまり、わがままではなくて個人主義であり、オヤジではなくて自由人なのである。ということになっている。第一、僕は生まれてこの方、一度もオヤジに見られたことはない。だから例えば、今日の打ち合わせにしても、
いい感じで打ち合わせ中。
S「・・・というわけで僕と一緒に浜松に行きましょう」
僕「あ、落ちた」
部下「なにがですか?」
僕「モティヴェーションが」
S「そんなー」
僕「あそこ寒いし」
部下「あったかいんじゃないですか」
僕「海近いから風が強いんだ」
S「うなぎ食えますよ」
僕(部下に向かって)「あのさ、オレの名刺貸すからおまえ行ってきて」
部下「あの、眼鏡も貸してください」
と、こんな風である。ところで打ち合わせのその後であるが、強引に浜松に行く必要はない、という風に結論づけた。

このところ、毎日一回は仕事中に喫茶店に行くクセがついている。今日も「ちょっと企画を練ってくる」と言って喫茶店へ行った。で、本当に企画を練った。ほらね。何故かと言うと、その前に会社で30分ほど寝てしまったので、ヒジョーに頭がすっきりしていたのである。

written on 24th, jan, 2003

back