a day in my life

「デラまいった」

墓穴を掘った、のか?

今日(10月27日)は作曲教室の日。生徒がおとなしくて場が盛り上がらず。こういうのが一番困る。概してこういう教室に通う生徒はおとなしくて近ごろでは珍しいほどまじめな人が多い。だから通っているのかもしれないけど。

ちょっとしょぼい気持ちで帰宅の途についたが、途中渋谷でついふらふらと以前通っていたパチ屋を覗いてしまった。トイレを借りるついでに釘だけ見ていこうと軽い気持ちで入ると、デラマイッタ(J−3)のシマは相変わらず客付きがいいが、あれっと思ったのは呼び出しランプが点灯している台が(大当り中ではなく)いくつかあること。この店は先週改装してCR機のデータ表示を新しくしたのだが、どうやらデラマイッタの確変を知らせるように変えたようだ。御存じのようにデラマイッタは確変突入が外見から判断できないのがウリ(その代わり確変中も玉が減る)だが、確変出力端子は付いていて、僕がいま通っている店では確変をランプで知らせるようにしている(おまけに御丁寧にも確変出目表を貼ってある。ちなみに機種はF−4)。

へーと思っていると、手前の角台の客が席を立った。どうやらヤメたようだ。それはいいのだが、よくないのはその台のランプが点滅したままだということ。うーんこれはもしかして確変中にヤメたということか?ホントにやめたのか?以前このコーナーにも書いたメガトンパンチ権利中ヤメ事件を思い出しながら、どっちにしろすぐ座るのはかっこ悪い気がして後ろ髪を引かれながらトイレにいくことにした。用を足しながら考える。もし戻ってまだ空いていたら恥を忍んで打つことにしよう。時計を見るともう9時半。普通だったら死んでも打たない時間。ドキドキしながらデラマイッタのシマに戻るとあろうことかまだ空いている!やっぱりランプをチカチカさせて。もう反射的に台を押えてカードを買って打ち始める。釘を見ないで打つのは今年になって初めてだ。回転数の表示は99。なんだ2倍ハマリか、すぐ当るすぐ当ると内心ニヤつきながら打ち始めると、回らない。ここでようやく釘を見るととくにマイナス調整という訳ではなさそう。このデラマイッタという奴はなにしろゲージのせいか回りムラがすごいので、我慢して打っていると、突然バタバタと回り始めたりする。そうしていると、後ろを通りすがった店員が上のランプのスイッチのどれかを押した途端にランプの点滅が消えた。ハテ?この時点で僕の頭の中でクエスチョンマークが行進を始めた。どういうこと?疑問と不安で一杯になりながらも、とりあえず打ち始めた手前カード分ぐらいは打たなければという意味不明な義務感にかられて打っていると、予告がやたら来る。やっぱり確変なのか?でも当らない。2枚目のカードを買って打っていると今度は予告が来なくなった。回転数を見ると200回を超えている。だまされたのか、と思いながらも半分引っ込みがつかず3枚目のカードに突入。なんとか263回転で(投資7千円)当り。ほっとする。出目は赤3つの1。雑誌で見た記憶を引っ張りだすが、思い出せない。赤3つは確変が多かったんじゃなかったかな?まあ終了後にわかるだろうと思っていると、大当り終了後もランプはチカチカ点滅を続けている。やった、やっぱり確変だ、へへへと思いながら時計を見ると10時を回っている。普通だったらアホだなと思いながら心はすっかり確変。早くも続き過ぎて取りきれない心配なんぞをし始める。ところがなかなか当らない。予告さえもなかなか来ない。回転数が100回を超え、時間も10時半近くなるにつれて次第にまた不安になってくる。でもなあ、シマを見渡すと打っている客全員がランプを点滅させている訳じゃないし...2台となりで当った客を見るとやっぱり終了後にランプが点滅している。その人の台はあっという間に当っている。やっぱり確変みたいだ。しかし僕の台は当らない。まあ4倍ハマリぐらいはあっても不思議はないかなどと思い始める。そうこうしている内に玉は底を尽きかけている。時間は10時45分。回転数は200を超えている。その時点でカードの販売を終了しますというアナウンスが聞こえた途端に、ランプの点滅が消えてしまった。??もうこのときには頭の中をクエスチョンマークがラインダンスを踊っている状態。そして閉店5分前、ついに出玉を全部ノマれる。回転数は240回(ショボい)。

傷心のまま家に帰って雑誌を開いてみると、1の赤3つは確変ではなかった。だったらあのランプの点滅はなんだったんだろう?キツネにつままれた気分。

これっていったい何?

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