雑文」カテゴリーアーカイブ

イシイさんのところ、あるいは時のないホテル

村上春樹の「騎士団長殺し」を読んでいて思い出したのはイシイさんのところだ。「騎士団長殺し」の主人公は山の上の一軒家に住んでいる。それで思い出した。もっと違う例え方をすると、松任谷由実のアルバムに「時のないホテル」というの … 続きを読む

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初老の世界

童顔というわけではないのだが、昔から何故か歳よりも若く見られた。そのせいで業界にいたときは初対面の人に若造と見られて随分舐められたものである。30歳そこそこのときにLAでCDを買おうとしてアメリカンエキスプレスのゴールド … 続きを読む

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欠落

人生とは、実はひとつの記憶のことではないかと思った。自分ひとり分の記憶。 最近時間が経つのが速い。光陰矢の如し。例えば先週の金曜日、バングラデシュのテロから一週間経ったと聞いて愕然とした。つい3日ぐらい前のような気がして … 続きを読む

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六本木

「六本木」というタイトルで文章をひとつ書こうと思ったら、とてもひとつの文章では収まらないということに気づいた。ここ数日、六本木にまつわるあれやこれやを少しずつ思い出すにつれ、あまりにも多くの思い出がありすぎて、いつまで経 … 続きを読む

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非リア充

気がつくとフェイスブックが凄く苦手になっていた。何故ならリア充自慢の場と化しているからである。かつての友人たちはこぞって食や日常と言ったリアルがいかに充実しているかを書き込む。そこに「いいね!」を押している人たちもまたリ … 続きを読む

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手帳依存あるいはメメント

手帳というものに自分が依存していることに気づいた。いまどきの人であればたぶんスマホなのだろう。手帳というものはアナログだ。とにかく四六時中手帳というものが手放せない。 まず、煙草を吸った時刻を書き留めなければならない。そ … 続きを読む

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うたかたの日々

長いこと不真面目に生きてきた。 自分で言うのもなんだけれど、根は生真面目な方だと思う。だからこそ、その真面目さが表出するようになってからうつ病になったのだと思う。だがそのうつ病を発症してもまだ、めげずに10年ぐらいは不真 … 続きを読む

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電話病

昔から長電話である。 いつごろからそれが始まったのか、いまひとつ定かではない。最初に電話というものを強く意識したのは、学生時代のころだ。もちろんまだ携帯電話などというものはなく、それどころか留守番電話さえまだ珍しかった。 … 続きを読む

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化粧

母が化粧をする後姿を見たのは、母を精神病院に入院させることを決めた日だった。 その前の晩、完璧な狂気に陥っていた母は、一睡もせずに朝まで妄想に憑りつかれて真冬の氷点下の外に出ようとした。雪の中にどこかの子供が待っているか … 続きを読む

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田舎暮らし

山形の実家に戻ってもう丸二年が過ぎたのだけれど、いまだに田舎に住んでいるという実感が湧かないのは何故だろうと考える。当初は都心と比べて空がやたらと広いと思っていたが、人間というのは住んでいれば慣れるもので、そのうちそれは … 続きを読む

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