檻の中にいる間、取り調べとか弁護士との接見以外の時間は、ひたすら本を読むぐらいしかすることがなかった。留置場で読める本、つまり貸し出している本は当然ながら数が限られていて、漫画以外の小説は何冊ぐらいだったろう、100冊も … 続きを読む →