6月19日、水曜日。
朝から土砂降りの雨だった。昼頃にスマホが変な音が鳴ったので見ると、雲母社のユカリが地震を心配してメッセージを送ってきたのだった。昨夜のNHKを見たら、誰だって心配になるだろう。
今日は特に予定がないので、日中はWindows10のHOMEエディションではリモートデスクトップを使えないということで一度諦めたVPS(仮想サーバ)をもう一度再構築してみる。以前上手く行ったAWS(アマゾンウェブサービス)のLightsail(リモートデスクトップを使わなくてもブラウザで操作できる)でインスタンス(サーバ)を作ったところ、取引ツールのMT4はインストールできたのだがどういうわけかデモ口座の回線しか繋がらず、何回やっても本番口座の回線がN/A(Not Available)となってしまうので諦め、ダメ元でまた同じAWSのEC2でインスタンスを作った。とりあえずリージョンを東京ではなくロンドンにしてみた。後は全部前回と同じ。どうせリモートデスクトップが立ち上がらないんだろうなと思ってやってみると、驚いたことにちゃんと立ち上がった。一体どういうことだろう? いやもちろん使える方がいいんだけど。そんなわけでMT4にEA(自動売買プログラム)をひとつ仕込み、それから病院に向かった。2時過ぎだった。
とにかく凄い雨で、豪雨と言っても差し支えないくらいだった。病室に行くと母がぱっと目を輝かせたのであれっと思ったが、今日は例の譫妄で饒舌な日だった。当然ながら昨夜の地震の話から始まる。結局6時半ごろに母が夕食を終えるまで病院にいたのだが今日も主治医には会えず。よって母の感染症がなんだったのか、今どんな具合なのかがまだ分からない。
帰るころにはようやく雨が小降りになっていた。途中の回転寿司に寄って夕飯を済ませる。
夜、たまたまTVerを久しぶりに訪ねたら「アンナチュラル」が再配信になっていたので1話を見た。
母が4人部屋に移っていつもなら他のベッドの見舞客の会話が気に障って仕方のないところなのだが、今日は母の斜向かいのベッドの患者と見舞客がそこそこ若そうで(年寄ではないという意味で)、聞こえてくる会話(昨夜の地震の話とかさくらんぼの話とか)がなかなかに興味深く、思わず話に混ぜて欲しいと思った。これは自分にしては大変珍しいことだ。ただそういうのはレアケースで、大概の場合は無暗に声がでかい年寄同士の会話であることがほとんどだ。
母が再入院してもう5日になるというのにいまだに担当医に会えていない。明日も会えなかったら看護師を通して医師に説明して欲しいと伝えるべきだろうか。このままだと退院の目途がどうなのかさっぱり分からないので。