1月12日、日曜日。
もしかしたら人生で一番泣いたかもしれないし、彼女(この場合は元彼女というべきか)はまた最低最悪の悪鬼へと変身したし、実際警察に3回ぐらい電話したし精神科医にも電話して相談したし、恐ろしい勢いで煙草を吸った。正直言ってU23日本代表がアジアで2連敗してグループリーグ敗退なんてことはホントにどうでもいい。これがどん底じゃなければどん底って一体何なんだとは思うものの、考えてみれば2013年に比べればまだずっとましだ。とはいうものの、まるでホラー映画の中で生きているみたいだ。あれだけ泣いたのに体重は400gしか減っていなかった。自分が恐ろしく辛気臭い顔になっているのが分かる。警察に電話して、ストーカーされているのでと言ったら、いつからですか?と訊かれてちょっと考え込み、今日からと答えたが、今考えてみるとそんなものはストーカーとは呼べない。精神科医が言うように実際になんらかの被害を受けてからじゃないとただの痴話喧嘩の範疇なんだろう。それにしても、人は何故狂うのだろう?
今日も雪は降らなかった。耳鳴りがする。煙草の本数は32本を超えたら時刻を書かないで「正」の字を書くことにした。もう本日のルールではなくて、人生のルールとして煙草は何本吸ってもオーケーということにした。35本目の煙草に火をつける。もう俺は疲れた。