3月20日、金曜日。
久々にやってしまった。相場で0がひとつ多い特大の大負け。今のボラティリティの高い相場では当たり前だということが分かっていたはずなのだが、結局ボラティリティにしてやられた。まずポジション量とポジション数が多過ぎた。それとそもそも想定がまったく間違っていた。つまりひたすら逆張りをしていたことになる。どうも最初に利食いのタイミングを見逃して結果的にストップを2連発で食らったあたりから、よくあることだが何をやっても上手くいかなくなってしまった。気がつくとストップ4連発をかまして、一桁多い特大の負けになっていた。まあ以前はこの倍ぐらいの大損をかましたことが何度かあるけれど、8%は負け過ぎ。不思議なことにそのわりにはメンタル面のダメージはそれほどないのだが、それは一日中ずうっとある種の興奮状態にあったからだと思う。結局その後夜まで延々とスキャルピング。焼け石に水だけれど、桁はひとつ下げることが出来た。夜になってふと思ったのは、やっぱり自分は大きなドローダウン(含み損)を抱えるデイトレードは向いていないんじゃないだろうか、ということ。たぶんスキャルピングでちまちまとやる方が合っているのかもしれない。少なくとも複数の通貨のポジションを同時に取るのは向いていない。ともあれ、一日のトレードの回数だけはとんでもない数になった。
そんなわけで、彼岸の中日だというのに墓参りにも行けなかった。今日は終日風が強くて天気もよくなかったけれど。ただひたすら煙草の本数だけが増えた。今もまだ風が窓を揺らす。しかしよく負けたな。これを前向きに捉えるのであれば負けきった。向かいの寺の門前に、「死にきる、生きとげる」という言葉が掲げられているので。