5月21日、木曜日。
中上健次「枯木灘」読了。
中上健次『枯木灘』読了。たぶん再読なのだがほとんど初読に近い思い。入り組んだ登場人物の血縁は複雑すぎてなかなか頭に入らないが、それこそが物語のほぼすべてであり、それは中上本人の血縁に他ならない。瑞々しい文章で文学を読む喜びはあるが、かといって読了のカタルシスはなかった。
— Sukeza (@anykindoflove) May 21, 2020
ときどき思うのだが、中上健次は物語を完結させる、留飲を下げるということにあまり興味がないのだろうか。すべては脈々と続いていて終わりがないのだろうか。例えば全員が死に絶えない限り血脈というものが絶えないように。
それはともかく、とにかく今日は最悪だった。何がといって、何をどうやってもトレードに勝てなかった。とにかく数だけはトレードしたがほぼ全敗だった。ポジションをひっくり返せば往復ビンタを食らう。利益は一向に増えず含み損ばかりが増える。何がどうなっているのか分からないが、どうやっても自分の建値は一向にプラスにならない。こんなことが一日中続けばさすがにメンタルがやられる。ただの疑心暗鬼の塊になってしまう。人格崩壊寸前まで行ってようやく諦めた。たまにこういう日はある。相場の値動きが何を示しているのかすら分からなくなる日が。
結果、夜はドラマ「ブレイキング・バッド」に現実逃避したが、一度見たとは言っても2シーズン目に入ってからの中だるみはあまりにも酷く、ただひたすら遠回りをして時間稼ぎをしているかのようだ。2シーズン目の2話(それとも3話だっけ?)などはさながら拷問だ。
いずれにせよ、2日続けて相場でコテンパンにやられると参る。確かにストップ(逆指値)はタイトに入れた。タイト過ぎたかもしれない。ストップでやられた昨日よりも今日はさらにタイトに置いた。しかしながら、一体これまで自分がどうやって勝っていたのかさっぱり分からなくなるとは思いもよらなかった。もちろん致命傷を負ったわけではなく許容範囲内ではあるが、どうしたらいいのか分からなくなるのは辛い。休めということなのか。