9月19日、土曜日。
彼女が狂った。完全に狂ってしまった。7年前、母が狂ったときと同じだ。妄言ばかりを口にする。もはや彼女に対して好きとか嫌いとかの感情はなく、恐怖しかない。最後の電話をかけるかどうか迷ったが、LINEの通知をオンにした。彼女からの最後の電話は「もう別れるから。元気でね。さよなら。それだけ」。文言通りであるならありがたい。
7年前に母が狂った。そのときの経験からしても、誰かが狂った場合、第三者の手に委ねるしかない。僕らに出来ることはせいぜいが罵詈雑言をひたすら聴き続けることぐらいしかない。
— Sukeza (@anykindoflove) September 19, 2020
性根が腐っているだけならまだしも、狂ってしまってはもうお手上げ。どうやら僕の孤独死は確定したようだ。