正午過ぎ起床。そういえば昨日書くのを忘れたけど、昨日から日が落ちると大分涼しくなった。起きてしばらくはやっぱり今日も調子が悪い。しかし昨日の例から言って、何もしないのが一番身体が動かなくなるし、かえってしんどくなる。昔はもっとへろへろなときでも業務に行った。そんなわけなので2時過ぎぐらいから6時間業務。ま、やれば出来るということだ。無理はしないように心がけた。帰りがけに吉野家で定食の夕飯を食し、帰宅してからはどうもオリンピックを見る気になれず、YouTubeで動画を見る。すると、これまで知らなかったがVictor Wootenというベーシストのライブを発見、あまりにも素晴らしいので最後まで見入る。
その後、長時間(でもないか)業務の後で随分と肩も凝ってるし、肉体的にはなかなかしんどいのだが、なでしこの試合が明け方の4時前キックオフということもあり、この後どういうタイムスケジュールにしたものか悩む。とにかく続けようと今夜もギターを取り出し、しばしギターソロを弾くが、ひとつには近頃悩んでいる思うような音が出ないということもあり、思うように弾けずに煮詰まる。前述のVictor Wootenが言っているように、自分が弾きたいように弾けばいいいのだが、どうもその界隈で空回りしている雰囲気。だが、どれだけ煮詰まろうが毎日弾いていれば下手になることはあるまい、と自分に言い聞かせる。では、自分はどういう風に弾きたいかというと、サックス・プレーヤーの故マイケル・ブレッカーのように弾きたい。ならば、マイケル・ブレッカーを聴き込むしかない。真似られるところは真似る。また学生時代のようにコピーしてもいいだろう。などと、だんだんと50の手習いみたいになってきた。
それはともかく、平井和正「狼の怨歌」再読了。スピード感を優先し過ぎて、少々やり過ぎの感。これを中学の頃に読んだってのもなあ。最近悪夢をよく見たのも、この小説を読んでいた影響もあると思う。そんなわけで今は梶井基次郎の短編集「檸檬」を読んでいるのだが、終盤に差し掛かってセクシャルな内容の作品に当たって戸惑う。以前は自分でも意図的に性的な描写を書いていたりしたのだが、いつごろからか、性的な描写を読むのが物凄く苦手になって、性欲を掘り下げられたりするのが凄く辛い。何故かは分からない。別にセックスが嫌いになったわけじゃない。ただ人間のそういう部分を読みたくなくなったのだ。