6月14日、火曜日。
がんになる夢を見たので気味が悪くて9時2分起床。昨夜寝たのはそんなに遅くなかったので、それなりに寝てはいるはずなのだが眠かった。
午前中母とLINE面会。母は昨日差し入れしたさくらんぼを食べていたが、「固い」と言っていた。どうも今日話した感じだと、母はもしかすると少し耳が遠くなっているかもしれない。
それなりに予定が入っていた今日は、当初日中はほぼトレードしないつもりだった。ところが蓋を開けてみると、昨日スキャルピングに徹すると宣言したばかりなのに売り上がって自滅。それでも最初の損切りはどん底ショートだったのでそれなりに分からないでもないが、精神科から帰宅後に不用意に取ったポジションもまた売り上がってポジションが増えて、ストップをタイトに置いたのが裏目に出てボラティリティ負け。戻り売りという想定自体は間違ってはいなかったが、想定レンジが20ピップスぐらい違っていた。これがまったくもって余分だった。チュニジアに0-3と惨敗した日本代表と同じ気分。二歩も三歩も後退。これでは先に進まない。
安部公房「けものたちは故郷をめざす」読了。正直なところ初期の寓話的な中短編は設定があまりにも飛躍しすぎていてついていくのがやっと、という感じだったが、今回の「けものたち~」はそれなりにリアリティがある設定の小説だった。安部公房はこれぐらいのリアリティがあってちょうどいい。リーダビリティのバランスが取れる。ただ話的には正直疲弊する話ではあったけど。詰まるところそれは主人公が疲弊するということ。人が擦り切れてしまうような話は辛い。
精神科でも話したのだけれど、キーボードのヤマザキと昨日一昨日と二日続けて連絡が取れないので、今のところ彼は唯一と言っていいコミュニケーションの相手なので思考が被害妄想方向に傾いてしょうがない。ベースのヨウタロウからは朝LINEで返事があったのだが。うつ病なのでしょうがないことではあるのだが、思考のベクトルがどうしても悪い方向にしか行かず、常に最悪の事態ばかり想像してしまう。その逆ということがない。なので、ふと気がつくと自己肯定感がやたらと低くなっている。恐らくトレードにもその悪影響がある。最悪の事態ばかり考えていると当たり前だが気が滅入るしストレスが溜まる。