8月6日、火曜日。
10時20分起床。このところ毎日悪夢を見て起きる。
今日は日中最高でも32度、夕方は28度とそこまで気温は上がらなかったが、体感的には昨日までと同様やたらと蒸し暑く感じた。
午後精神科。前回と同じく、毎日ただ母の死を待っているようだと医者に答える。実際のところ、コロナで9日間面会禁止になったとき以外は、少なくとも日中は毎日がルーティンになっている。一日も欠かさず母に会いに行き、夕方に帰る。今日も母はほとんど喋らず、黙ってどこか中空をじっと見つめていた。母が病院に移って今日でちょうど5カ月。毎日こうして日々が過ぎていく。本当に、ただ待っているだけのようだ。
それ以外は業務。今日もボラティリティが高い。業務と言っても結局ギャンブルである。つまり、自分はただのギャンブラーだ。ギャンブル依存症かどうかはさておき、それ以外の選択肢がほぼなくなってしまった。延々と一方通行の道を走っている。投資はギャンブルではないと言う連中は、投資で儲けているのではなく、投資話で儲けている輩である。あらゆる投資はギャンブルだ。成功を確約されたものなどはない。勝者がいるということは敗者がいる。敗者のいない世界は、さぞや退屈なことだろう。
なので、敗者として生きるのもまた、それほど退屈なものではない。
ところで、ずっとぱっと見髪が黒かったのだが、ようやく白髪がいくつか目立つようになってきた。