レッド・ツェッペリン、反転する世界

なんかここ数日ずっと涼しくて、去年の夏の猛暑が嘘のようだ。もう8月だというのに。そういえば蝉の鳴く声も例年より少ない。

今日も3時過ぎから痺れが酷くなる。帰宅してソファに横になり、頓服のレキソタンと前の頓服であるワイパックスを飲み、初期のレッド・ツェッペリンを聴いていると、ちょうどStairway to Heavenの後半あたりで眠りに落ちる。目が覚めるとiTunesはリー・リトナーのデビュー・アルバム「First Course」→レオン・ラッセルの「Song For You」→Little Dragonって風に流れていく。最近、音楽を聴くことすらストレスに感じていたりしていたので、少しは回復傾向か。さすがレッド・ツェッペリン。久しぶりに聴くとその世界の完成度に驚かされる。よく言われるようなハード・ロックのスタイルを完成させた、と一言で済ませられるようなものではなく、逆にロックに多様性をもたらしたような気がする。その世界はどちらかというとサイケデリックで、dopeとかstonedっていう英語の世界に近い。つまり、ドラッグの世界に通じるものがある。

夜は北海道にいるマユとSkypeでチャット。ちょうどschool food punishmentを聴きながら例によって天井を眺めて呆然としていたときだった。親以外の人間とコミュニケーションを取れるのは今の僕にはちょっとした救済になる。半身浴がうつにいいというので、今日は浴槽に湯を溜めて沐浴。そういえば今日は今年初めてスイカを食した。100円安かったのでアメリカ産のスイカ。種が小さくて少ないので食べやすかったが、印象としては日本のスイカの方が甘いと思う。

最近若い人の訃報が相次いでいるが、今日は元日本代表のDF松田直樹が練習中に心筋梗塞で倒れ、一時心停止。現在も自発呼吸が出来ない状態らしい。別に皆が死に急いでいるわけではないが、こういう流れってのは一体何を意味するのか。どうも3.11以来、世界が反転したような奇妙な感覚を覚える。とにかく、松田にはもうひとふんばりして、こっち側に戻ってきて欲しいものだ。

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