なしくずしの死

9月22日、火曜日。

昨日最悪と書いた体調がさらに悪化。

昨夜も睡眠薬はルネスタだけで眠れた。しかし、やはり7時の寺の鐘で目が覚めるし、朝っぱらから裏手の家から農業機械のエンジン音がうるさく聞こえて8時ごろには起きてしまった。

眠いのもそうだが朝からとにかく気分が悪い。どうにもならないので朝食後ソファで毛布を被り、昼まで寝込んだ。しかし一向に調子がよくならないどころかひたすら悪化する一方。ふらふらになりながらなんとかかんとか卵かけご飯の昼食を摂ったが、胃の辺りがむかむかするし、この気分の悪さは経験上胃潰瘍ではないかと、胃酸を抑える胃潰瘍の薬オメプラール、元々潰瘍を修復する薬であるドグマチール、ついでに胃炎の薬であるガスモチンまで飲んだ。

再度ソファに横になるが本を読んでいても辛い。かといって何もしないで寝ているのも辛い。なので起き上がって台所に行って煙草を吸う。またソファで横になる。この繰り返し。あまりに気分が悪いのでこのまま死んでしまうのではないかと思ったりするし、休日だから病院の救急外来に行って診てもらった方がいいのかとか散々悩む。いつまで経っても具合がよくならないので、氷枕を出してみたり。そのうち、相場の指値が成立する音が聞こえた。朝方置いておいて、外すのを忘れていた。それでしょうがなく起きて相場と死闘。当たり前だがこんな体調のときにまともに頭が回るわけはないし、上手く行くはずもない。利食いし損ねては損切りを繰り返し、夜気がついたときには今日も大敗。まあそのお蔭でなんとか起きてはいられたのだが。気がつくと、今年のプラス分をほとんど吐き出しつつある。

相場に夢中になっている間はなんとか持ってはいた(というか起きていられたというだけなのだが)ものの、正直今日の体調はどうにもならず、さすがに母のところに顔を出すのは諦めた。

以前胃潰瘍と十二指腸潰瘍と食道白癬を併発したのはいつごろだったのか日記をさかのぼって調べてみると、2003年の4月だった。なんと14年も前だ。確かにまだ会社に行っていたころだから、もうそれぐらいになるのか。当時はどんな具合だったのかと日記を読むと、胃酸過多が主だったようである。しかしながらなんとか会社には行けていたし、医者も自宅近辺ではなく会社のある駅前の医者に行ったのだった。そう考えると今回の方が酷いかもしれない。今日はどこかに出かけるなどということは想像もつかないほど具合が悪かったし、まさに廃人同様だった。というかただの病人だった。

気分的には瀕死である。前述のように横になっていても気分が悪くてどうにもならないとろくなことを考えない。また胃カメラを飲まなくちゃならないのかとか、前回は潰瘍で済んだけれど癌だったらどうしようとか。逆に、病院の救急外来に行って、よくある胃に来る風邪だと言われたら恥ずかしいとか、あれこれ考えまくる。そんなわけだから、病院で入院しているようにじっとしていることがなかなか出来ない。今日はほとんど自宅入院とでもいうべき状態だったのだが、大人しく横になって安静にしているということが辛くてなかなか出来ないのだった。それで青ざめた顔でふらふらと台所に行っては煙草を吸い、その実ちっとも美味しいわけじゃなくむしろ気持ち悪くなるだけなのだが。その煙草のせいなのか相変わらず動悸もする。この辺りが以前潰瘍を患ったときと若干異なる。ような気がする。だがしかし、恐らく胃潰瘍ぐらいにはなっていると思う。今日の不調の原因が胃潰瘍であれば、ドグマチールとオメプラール(あるいはネキシウム)を飲めば治るはずなのだが。明日も今日と同じぐらい酷かったら、さすがに病院に行くことも考えなければならないかも。

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