Score、52 Pick-Up

ふと気がつくと床に最近書きなぐった譜面が散らばっていた。アイディアを書き留めたものや、イントロからBメロまで書いた奴や、一応フルコーラス書いた奴とか。彼らはこの後どうなるのだろうか?

夜、買い物に出ようとしたら外は雨、よって買い物中止。予報によると明日は雪らしい。嫌だなあ。考えてみたらずーっと晴天が続いていたのでしょうがないか。ここはカリフォルニアではない。

今日もやっぱり午後に廃人になりかかったが、ソファで1時間半ほど気絶したら回復した。今日驚いたのは、東野圭吾『容疑者Xの献身』アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長編賞ノミネート。うーん、東野圭吾は「白夜」だけ読んだ記憶があり、「容疑者…」はテレビで映画だかドラマ化された奴だかを見たのだが、そこまでの話だったかなあ。ちょっとびっくり。再読しているエルモア・レナード「グリッツ」、読み終わりそうなのだがやっぱり面白すぎ。レナードはとにかく魅力的な悪人を書くことに長けている。ハリウッドの脚本も書いていたせいか。彼の作品の特徴がもっとも表れていたのは「5万2千ドルの罠」を映画化した「52 Pick-Up」。なんかダサい邦題がついていたが忘れた。ロイ・シャイダー主演、アン・マーグレット共演。日本では全然話題にもならなかったが、もっともレナードらしい。と、ここでIMDBで調べてみると、やっぱりレナード本人が脚本を書いていた。サイコパスっぽい悪玉がロイ・シャイダー演じるところの主人公を「sport(色男)」と呼ぶところなんか、実にレナードらしいユーモアがある。とにかくクールな映画だ。

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