執筆

1月10日、日曜日。

昨夜は具合が悪かったのでいつもより気持ち早めに寝たので、今朝は8時半ごろに起きた。毎日夢を見る。今日はビートルズのライブを見る夢を見た。とはいってもビートルズはもう2人しかいないし、途中ピアノを弾きながら歌っていた日本人が泣き崩れたのでカバーバンドのライブだったのかもしれない。

ともあれ、朝起きてみると外はうっすらと雪景色になっていた。雪かきをするほどではなく、日中粗方融けてしまったが。別に雪かきをしたいわけではなく出来ればしないですめば有難いのだけれど、もう1月も10日になるのに山形に雪がないというのはどこか気味が悪く、今の時期は雪景色の方がむしろほっとする。

近ごろ午前中を持て余して何をしたらいいのか分からなくなるので業務に行ってしまう。今日も午後の3時過ぎまで業務。気がつくと今週は一週間のうち5日も業務に行っていて、煙草がやたらと溜まる。

二三日前から久しぶりに小説を書こうと思っているのだがアイデアがなかなかまとまらず、というかプロットが浮かばない。午後業務から帰宅してからもプロットを考えたのだがまったく思いつかない。夕方には完全に煮詰まってストレスが物凄いことになり、半ばやけを起こして書斎のソファで毛布を被る。もう寝ながら考えようと思い、寝るのだったら寝てしまってもいいと思って。実際、あれこれ考えても一向にひとつの小説としてのアイデアにはならず6時近くまで小一時間うとうとしてしまった。あまりにも書けないので自分に失望というかほとんど絶望した。このときは本当に心底煮詰まっていた。

夕飯前に母のところに行くと、今日の母は比較的喋った方で最近の中では元気と言ってもよく、話すこともとてもまともで調子がよさそうに見えた。

母のところから帰宅後に昨日スーパーで買ったスペアリブを焼いて夕飯も、焼き方がダメだったのかほとんど火が通ってなくて中は生肉同様、牛ならともかく豚の生焼けというのもぞっとしない。食べ終わった後でクックパッドを見るとやはり焼き方が足りなかったようだ。

その後アマゾンのプライムビデオでエルモア・レナード原作のバリー・ソネンフェルド監督「ゲット・ショーティ」を見た。滅茶苦茶面白かった。これで煮詰まっていた気分が大分晴れる。この手の役柄をやらせるとジョン・トラボルタは抜群にいい。レナードの書く話は気が利いていてやっぱり面白い。

気を取り直したところで、11時近くになって小説を書き始める。まだ全体のプロットはない。ゼロだ。だが、思いついたシーンだけを書いていく。冒頭の数枚を書いた。この先どうなるかはまったく分からない。続きを書けるかどうかも分からない。だが、夕方まで一行も書けずに煮詰まっていたことを思えば、途中で投げ出す結果になったとしても何もしないよりはましだ。

そんなわけで気がつくと1時を回っていた。予報ではしばらく雪ということだが、さて明日以降はどうなるのだろう。

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