ボクたちはみんな大人になれなかった

9月19日、火曜日。

燃え殻「ボクたちはみんな大人になれなかった」読了。

ともあれ、それほど長い小説でもないということもあるけど読みやすく、リーダビリティは素晴らしい。ときどき会話の部分でどちらの発言か分からなくなることはあるけど。ただこの小説が言われているほど切ないかというとそれは微妙。むしろ彼女の存在にしろ何にしろ中途半端なところが魅力になっている気がする。そうした宙ぶらりんの気持ち。僕らは常に中途半端で、宙ぶらりんで、地に足がついていない。一番危ういのは関係性で、不意に失われたり再びくっついたりする。

そういえばうつ病が酷かったころ、毎晩電話で話をしていたI泉さんとはかれこれもう5年以上連絡が取れない。というか、今となっては電話をかけることすらためらわれる。それがどのタイミングでぷつりと途絶えたのかは今となっては思い出せない。I泉さんと連絡が取れなくなってから毎晩電話していた母は、今はもちろん携帯を持っていないし話しかけてもスムーズに返事が返ってこないので話が続かない。人間の関係性とは、コミュニケーションひとつとってもそんな風に危うい。かつて会社の同僚だったユカリとは、5年振りぐらいに電話で話して、「また電話するよ」と言ってからもう2年ぐらい経つ。うちから徒歩5分ぐらいのところに住む同級生のニシダともそういえばもう2年ぐらい会っていない。こんな風に、僕らが思っている以上に気がつくとお互いの距離は遠かったりする。

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今朝は二度寝を試みて失敗して8時24分起床。どうも7時間睡眠が取れず、そこからして調子が狂う。どうしても眠いというところから一日が始まる。朝食後、相場の想定をしてから仲値までのタイミングでちょっとトレード。その後今日も業務。が、尻すぼみの展開ですごすごと帰る。業務から帰るころには今日は暑かった。で、一番調子が狂ったのは、その間に午後になってから日経平均が馬鹿みたいに上がり、それに乗じてドル円が闇雲に上がってしまったことだった。それでなんか完全に相場には乗り遅れてしまったと思い(実際そうなのだが)帰宅後に昼寝。で、目が覚めて夕方近くなり、なんとなくドル円の買いのポジションを取ってしまった。このなんとなくがいけなかった。今日はとにかく損切りが下手過ぎた。その後ずるずると買い下がり、一瞬あった逃げるタイミングも逃してしまう。で、結局母のところから帰宅してからようやく損切り。で、その後も押し目を買っているつもりで買い下がって、ここまで深い押し目になるとは夢にも思わず結局また損切りという完敗だった。夜のトランプの演説をちょっと甘く見ていたかも。で、結果的には最後に取っていたポジションをそのまま保持していれば……というよくあるパターン。下手過ぎ。今日のところは勉強になったと思うしかない。

それにしても、どうもここのところ中途半端に早い時間に目が覚めて睡眠が足りないというパターンが続いている。なんでかな。

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