回帰

１０月２５日、木曜日。

またしても７時台に目が覚め、ああまたかと思ったものの今日は３時間もの二度寝に成功、１０時３６分起床。久しぶりに８時間寝たのはいいが、何故か起きたときから頭痛が酷く。寝過ぎというわけでもないと思うので風邪でもひいたのかと。

で、台所で朝食を摂りながらツイッターのタイムラインを見ていると、いつの間にかドル円が１１２円を割っていてびっくり、すっかり出遅れてしまった。相変わらず頭が痛いものの頭痛薬を飲んで午前中相場のトレード少々。なんとなく今日も昼過ぎから業務。打ち込んだ分を取り戻した格好だが詰まるところ何もしなかったのと同じ。帰宅後再び相場のトレード。ところが夕方から取ったポジションが捕まってしまい売り上がる格好に。このところ中途半端なトレードが続いていたので、しっかり負けることも重要と目一杯ポジションを持つものの、いっかな落ちてくれない。で、久しぶりにロットを多く持つとストレスが凄い。ストップを置いているので負けてもたかが知れているのだが、なんでこんなにプレッシャーが凄いのだろうと不思議でしょうがない。ポジションを塩漬けのままストップの位置を下げて（つまり建値に近づけて）母のところに行くものの、スマホで見るレートが気になってしょうがない。一体いつストップがついてしまうのかとそればかりが気になって。帰りがけにスーパーに寄って買い物。帰宅後夕食。不思議なことにまだポジションは生き残っていたが、もろもろ考えるとどうやらこれはどう考えてもプラスに転じるのは無理と判断、夕食後に損切り。ああ凄いプレッシャーだったなと。結果的にはどっちにしてもストップがついていたので損切り自体は間違いではないが、もうちょっとましなタイミングもあった。それにしてもしかし、ストップがついたとしても昔の業務の感覚でいうと日通しの損失上限の半分の額だというのに、なんで相場だとこんなにストレスが凄いのか。というか逆に業務ではなんでストレスに感じないのか。まあ年季が違うので身に沁みている分しょうがないのかとは思うものの。その後の夜もユーロの下落を摂り損ね。

それはともかくとして、ここ数日はさしたる理由もなく夜になるとYouTubeでBABYMETALのライブを見る癖がついてしまった。特に彼女たち（とその音楽）が好きというわけでもないのだが。もちろん同じ年のツアーだとセットリストも同じなのでまったく同じ曲を聴いているわけだけれども。この、いわば日本のアイドルの演奏になんでガイジンが熱狂しているのか、その辺がどうにも奇異な感じがして。で、この感覚はなんかに似てるぞと思ったら、ユーミンの原盤ディレクターをやっていたころ、武道館のアリーナで満員の観客が熱狂しているのを二階の一番後ろの壁に腕を組んでもたれて眺めながら、一体俺はここで何をしているんだろうと思った感覚にちょっと似ている。この人たちはなんでこんなに熱狂しているんだろう？ で、俺は何をしてるんだろう？ というある種不思議な感覚。

で。今年亡くなった、そのBABYMETALのバンドでギターを弾いていた藤岡幹大があまりにも上手いので、一体全体何が違うのだろうかと。そんなわけでこの歳になって実にいまさらなのだが、ピッキングのスタイルを変えようかなと検討中。