9月20日、金曜日。

今日も寒かった。というか、もう9月も後半なのだから当たり前だ。特養の廊下から見える田んぼは黄色く色づいていた。稲刈りっていつごろなんだろう? そういうことを本当に知らない。常識がない。

例によって駅で迷う夢を見て、起きたら昼近かった。唖然。朝食後の珈琲を飲んでいると昼を過ぎる。自堕落極まりない。少しは頑張らなければと今日も努力して相場のポジションを取ったのだが、頑張る時間が少々早過ぎてタイミングはあまりよくなかった。詰まるところ、相場の神様には夕方から頑張れと言われている気がするが、かといって何もしないでただ単にチャートを見て延々と入るタイミングを待っているのも辛い。結局のところ、そういうのって後になってああここが入るタイミングだったのだなと分かるだけで。

というわけでじっと待っていると夕方になってプラスに転じ、後はどこまで粘るかなのだが、今日もあと5分待てなかったというか、それを言うならこれを書いているこの時間までずっと保持していればよかったのだが、結局想定していた利食いのポイントまで下がるのを待てず、5時が近づいてくると母のところに行くのを優先すべきか相場を優先するのか迷ってしまい、母のところに行く方を選んだ。どちらにしても今日は週末の金曜なので無理はできなかった。

っていうか、月曜日が休日で明日から三連休だということにさっきまで気づかなかった。よりによって今週の週末はJリーグがない。よって何の予定もない。何をするべきなのかというと庭仕事であったり片づけであったりすべきことはあるし、曲を作ってもいいし久しぶりに小説を書き始めてもいいのだが、尋常じゃなくエンジンのかかりが遅いしモチベーションもテンションも低いので参る。毎日のことながら、夜になるとほっとするのは一体どういうことなのだろうか。夜イコールさして何もやらなくていい、みたいな。そのくせやたらと夜更かしであるという、この辺の整合性がなかなか取れない。

胃の調子が悪いせいか相変わらず食欲がなく、夕飯は弁当すら食べる意欲がなくかといってラーメン屋に行くのも面倒、考えた挙句スーパーに買い物に行ってラーメンを作る一式(もちろんインスタントだけれど)を買ってきて自分で作ったら美味かった。

不思議なことにラーメン屋に行くよりも自分で作った方が待たずに済む。

で、ツイッターのタイムラインを見ているとどうやらラグビーのワールドカップの日本対ロシアの試合をみんな見ているようだということに気づき、テレビをつけたらBSでやっていた。相変わらずラグビーのルール、特に反則はまったく分からないのだけれど面白い。なんだかよく分かってないんだけどいちいち力が入る。結局日本が逆転して30-10で勝利。ところがどうやらロシアというのはラグビーが弱いらしい。しかしそういうこともルールも分からないで見ていても面白いのだから、それでいいのだ、とバカボンのパパ的に思う。

今日はちょっと褒められた。嬉しいのだが近年人に褒められることはあまりないのでどうも懐疑的になってしまう。ま、いいか。

秋という身も蓋もないタイトルをつけて思い出したのは、二十歳のときに付き合っていた、初体験の相手でもあるレミがよく聴いていたのがオフコースの「秋の気配」だったこと。僕はそれまでオフコースをほとんど聴いたことがなかった。女々しい歌詞だなという印象を当時覚えたが歌詞をあまり覚えていなかったので今ググってみた。別れの歌詞だった。もしかしたらレミは予め僕と別れることを巧妙に用意していたのかな。真面目な話、これはあり得る。そんな子だった。そういう意味ではある意味底が薄い子だったが、そこが魅力だったな。今思えば。誰のものにもならないために誰のものにでもなってしまうような。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク