音楽的被害妄想、精神的遭難、チャイルド44

10時起床。昨夜は最近にしては割りと早く(と言っても2時半だが)寝たのに、また寝過ぎる傾向。それより何より、今日は終日抑うつ状態、最近は以前より回数自体は減ったものの、うつが丸1日続くのでしんどい。被害妄想傾向が強く、特に音楽に対してネガティブな思考になる。夜、夕食から帰ってまたスタンダードナンバーをギターで弾いていたら気持ち悪くなったほど。救い難い。お陰で久々に頓服の安定剤を1錠飲んでしまった。これを書いている今も精神的には八方ふさがり、ネット上をうろうろしても何処にも救いは見出せない。どうもジャズのスタンダードナンバーを弾くともっとも鬱屈して気分が激しく落ち込む。向いてないのか。以前アップした自分のデモを聴いても酷い演奏に思えて暗くなってしまう。とにかく、こと音楽に関しては過剰反応する傾向。昔でいうノイローゼみたいな感じ。それはともかく、トム・ロブ・スミス「チャイルド44」読了。いや、とにかく今日の気分ではないがスターリン時代のソヴィエトの内情はあまりにも救いがなく、読んでいる間中、主人公が常に晒される抑圧、強迫観念に押し潰されそうになる。うつ病の人間が読む小説ではなかったのかも知れない。ただ、そこはそれ、最後にはもちろん救いがあり、ラストはじーんと来る。確かに小説としては面白いんだと思う。ストレスに耐えられれば。このシリーズは3作目まであり、読んでみたいのだがさすがに今の精神状態で続けて読むのはしんどい。なので、夕飯がてら本屋に行き、少々迷ったがイギリスのSFミステリ、チャイナ・ミエヴィル「都市と都市」を購入、サイゼリヤでたらこのスパゲティの夕食を済ませた後、ドトールでエスプレッソを飲みながら読んでいたら、何かのはずみで手がぶれて本にエスプレッソをこぼしてしまった。つい先ほど1050円也を払って買ったばかり(それも綺麗なものを選んだ)なのに、あっという間に古本としては一文の価値もないものになってしまった。もちろん、最近は読み終わった後に売れるように気をつけて読んだりはしないし、そもそも読んだらもう終わり、という具合にならないような本をなるべく買うように心がけてはいるものの、さすがに一気にテンションが下がる。というか、今日は最初からテンション低いのだが。

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