Lack of power

雨。今日から7月だ。そういえばまだ梅雨なのだな。なんか雨の日が少ない。正体不明の少女に振り回される夢を見て、10時に一度目が覚めたのだが、次に気がついて時計を見ると既に11時、軽い絶望を覚える。昨日の延長で元気はなく、昨夜寝る前はとうとうクラシック以外の音楽を聴けなくなり、今朝も朝食を終えるとバッハのゴールドベルク変奏曲を聴いた。起きた時間が時間なので、ぼんやりしているともう1時を回り、この調子だと何も出来ずに鬱屈しそうなので小雨のぱらつく中、駅まで向かい、腹は減っていなかったので何もしないよりはマシかと思い遊びの業務を夕方まで。しかし、やっぱりただの時間つぶしでしかないのか。ひたすら落ち込むよりはマシだろう。夕飯はなか卯で牛丼、その後ドトールでエスプレッソを飲みながらチャイナ・ミエヴィル「都市と都市」を読むが、結局これも舞台が社会主義国家的なところがあり、おまけにSF特有の難解さがあるが、さしたる深い意味はないのは分かっているので極力考え込まないように字面を追うように読んでいく。が、どうも長続きしない。体力もないが集中力もない。帰り道は雨が降りしきっていた。帰宅するころには疲労困憊、改めて近頃の体力のなさを痛感、ま、運動らしい運動をしてないので無理もないが、かといってこのままだと果てしなく体力が落ちて、それに正比例して睡眠時間も延びるような気がしてしまう。人間最後は体力だ、などと思う。逆に言えば体力がないと何事も成し遂げられない。相変わらず音楽は聴けないのだろうかと、試しにYouTubeでジノ・ヴァネリを聴いてみたところ聴けた。少々ほっとする。あまり幅を広げてまた拒否反応を示すとなんなので、しばらくジノ・ヴァネリを聴いて、それに合わせてちょこっとギターを弾いてみたりする。そんなことをしているともう夜も更けて、明日は5回目の抗がん剤投与で病院に行かなければならないので、7時前には起きなければならない。結構なプレッシャーだ。最近の睡眠時間から逆算すると11時には寝ないとなんなのだが、さすがに寝れる気がしない。もう少し早めにソファでもいいから寝て、早朝4時からのユーロ決勝でも見た方がよかったかなとも思うがもう既に時計は11時を回っているのでもう遅い。恐らく単に体力がないせいで確かに疲れてはいるので、睡眠薬を飲めば眠れることは眠れるだろう。とにかく明日頑張って病院に行けば後2週間は行かなくて済むので、這ってでも行かねば。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク