蝉、荒廃する口中、都市と都市

晴れ。日中は暑かったが、日が暮れてからは涼しかった。ような気がする。

昨夜寝たのは11時半、で、今朝目が覚めたのは7時過ぎ。今日は昨日よりいくらかマシになるのではないかと多少期待していたが……午前中はたぶん9時ごろにいつの間にか意識を失って気がつくと1時、相変わらず意識のない時間が長い。昨日も酷かったが今日も口内炎が酷く、よくなるどころか時間が経つに連れて酷くなる一方、お陰で何を食べても涙なしには食べられず、味どころではない。何が辛いといって、今一番辛いのはこれかな。病院からもらった塗り薬をいくら塗ってもダメ。夕方、スーパーから買い物をしての帰り道、遊歩道で蝉が鳴いていた。それを聞きながら、相変わらず僕はベンチで一休みせざるを得なかった。真面目な話、生きているだけで疲れる。悲惨だ。冒頭に書いたように、帰り道は涼しくなったと思ったのだが、部屋に帰り着いた途端に物凄く暑く感じて短パンに穿き替えエアコン始動、ところがそのうち今度は寒くなってきた。身体がすっかり冷え切っているような感じで今にもがたがた震えそうな按配、短パンをパジャマのズボンに穿き替え、エアコンも切ったが寒さはなかなか収まらずとうとうヨットパーカーを羽織ったら、そのうちまた意識を失った。目が覚めると9時、どれぐらい意識を失っていたのかよく分からないが2時間弱といったところか。何も出来ないし何をやっても異常に疲れるので、ソファに寝転がって本を読む。不思議なことにまた暑くなってきて、結局またエアコンを入れる。

そんなわけでチャイナ・ミエヴィル「都市と都市」読了。結論から言うと、面白かった。この小説は設定がSF、ストーリーはミステリというSFミステリだけれど、ある意味その設定がすべてというところもあり、SFの名だたる賞を総なめにしただけのことはある。読み始めはその設定が窮屈に思えるけれども、カズオ・イシグロが映画化した方がいいと言っているように、その窮屈さの元になっているアイディアこそが最後にカタルシスをもたらすのは、SFというジャンルならではのところ。ただし、SFがダメな人はまず途中で挫けるだろう。そこさえクリアすれば間違いなく溜飲が下がるのだが。

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