苦悩、あるいは思考停止

晴れ、日中は灼けるような日差し。かといって狭い部屋に閉じ篭っているとエアコンが効き過ぎる。

3時就寝、10時過ぎ起床。目が覚めて、口中がひりひりして口内炎はちっともよくなっていないことにすぐ気づく。トーストしたパンを、食べられるように4分割したんだけど、全部食べられなかった。とにかく辛くて何も考えられない。何か考えてるな、と思うと夢の中、定かではないが少なくとも午前午後夜、3回は気絶した。起きていても思考停止状態なので寝ている方がまだモノを考えることが出来る。2時過ぎに空腹が限界まで達し、餓死しないように食料を調達に出ると外の暑さは尋常ではなく、歩きながらパンがなくなったことに気づき、果たして明日の朝何を食べるかと考えて妙案が。先日知人と電話で話していて、以前フルーツグラノーラを食べていたことを思い出す。これなら少なくとも流し込むぐらいは出来る。というわけで24時間営業のスーパーに行って、フルーツグラノーラ、牛乳、バナナ、スイカ、サラダ、冷やしうどんなど、なんとか食べられそうなものを買って来る。そういえば前回口内炎で地元の内科にかかったとき、ビタミンB6とB12の錠剤を処方されたことを思い出し、それが入っているビタミン飲料を2つ買う。医者まで行く元気はない。フルーツグラノーラの欠点は、たくさん食べたようでもすぐに腹が減ることだ。腹持ちが悪い。まあそれでも何も食べないよりはマシというもの、号泣せずに流し込めるだけでもありがたい。なにしろ、昨夜は水を口に含んでも沁みた。こんな風に、かろうじて何かを口にすることが出来ると気絶、ということを繰り返し、で、目が覚めるたびに一向に回復の兆しがないことに嘆息する。拷問である。結局のところ、口の中が痛くてどうしようもないことほど辛いものはないのではないだろうか、などと思う。今はこれを書きながら、2本目のビタミン飲料を飲んでいる。少しでも効果があればいいのだが。先ほど、シャワーを浴びた後に買ってきたスイカを食べた。これも号泣せずになんとか食べられた。もちろん、味がどうのという余裕はない。明日の朝起きてもまだ変わらないようだったら、さすがに地元の内科に行くべきだろうか。またビタミンBの処方では実に心もとないが。なんかすぐ効く薬はないものか。病院から処方された塗り薬塗りまくっても焼け石に水だし。

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