悲喜

６月５日、金曜日。

当たり前だが、生きているといいことばかりでも悪いことばかりでもない。つまり両方ある。

昨夜あの後持っていた米国株を損切りした。すると、いかにもありそうなことだがその後上がっていた。今朝は４時に目が覚め、その後もひっきりなしに目が覚めるので切れ切れにしか寝られず。８時９分に諦めて起きた。昼前に昼寝を試みたが１５分ぐらいうとうとしただけに終わる。今日は相場観がはっきりしないままトレードしてしまった。夜に米雇用統計があるのが気にはなるが、前回はそれでも日中動いていたので。で、結局金（ゴールド）の買いのポジションを持ったのだが、これがどうやっても上がらない。ドル買いになってもドル売りになっても下がり、リスクオフになってもリスクオンになっても下がり、株が上がっても下がっても売られた。久しぶりに相場に悪意のようなものを感じた。要するに何が何でも今日はゴールドを売るという人間あるいはAI（アルゴリズム）がいた。夕方一瞬だけ微益で逃げられるタイミングがあったのだが、本当に一瞬だったのでクリックする勇気が出なかった。ストップを慎重にセットして後は運に任せようかとも思ったが、ずうっとチャートを睨めていた夜の９時ジャストにふと閃いて損切りした。すると、雇用統計がポジティブサプライズになり結果的にはナイス損切りだった。要するにこの結果を想定して売っていた人間がいたのだろう。

今日もメルカリでWebカメラが売れて発送した。昨日今日の二日間で３つ売れたわけだが、この売上トータルがちょうど今日の相場の損切り額ぐらいで、帳尻合わせ感凄い。そういえば今日は持っている日本株も全部売却した。どうやら自分は株には向いていないようだ。

午後特養に電話をして、３時半に母と４回目のLINEによるビデオ通話面会をした。母はまた髪が黒くなったように見えたが、光の加減のせいかもしれない。で、再来週の１９日から平日に限るものの面会室で面会できるようになるということを職員から聞いた。久しぶりの朗報。真面目な話、下手をすると生きている間にもう母には会えないかもしれないなどとときどき頭をよぎっていたので。

なんだかんだ差し引きゼロかな、今日のところは。それにしてもちゃんと眠れないのは参る。