プルーン

8時過ぎ起床。だと思う。そんなわけで今日は30分遅れで業務へ行き、3時過ぎまで。それにしても暑い。冷房病だろうか、業務から帰宅してからというもの、エアコンをかけっ放しだというのに、ちっとも涼しいと感じない。さっきシャワーを浴びた後に外の自動販売機にカルピスを買いに出たら、外の方が涼しく感じるのはどういうわけか。おまけにまた口内炎。まあもう少しの辛抱だ。しかし、新聞のサイトで記事を読んだりすると、うつ病だ震災だ悪性リンパ腫だなどと僕が言っている間に、この国は大卒の4人に1人はまともに就職出来ないような国になり、世帯辺りの所得はこの先も減少し続けるという、まったくもって夢も希望もない国になっていた。郵便受けに入っている郵便局のアルバイトの時給とかを見ると、一体いつの時代なのかと目を疑ってしまう。こういう情報を逐一考えて真面目に受け止めていると、せっかく治ったと思っているうつ病なる架空の病気にまた陥ってしまいそうになるし、ただひたすら気が滅入るだけである。なので、何も考えず今日から体力回復のために筋トレをすることにしたのだが、最初にヒンズー・スクワットをしただけでへばってしまった。まあいい、明日は腕立て、という具合に無理をしないで続けるようにしよう。夜、田舎からプルーンが届いた。叔母が近所で買ったものという話だが、僕はこれまでプルーンというものは干したものしか食べたことがなく、普通の果物としてのプルーンを初めて見たが、今回送られてきたものはかなり大きく、箱にプルーンと書いてなければプラム、すももと思ってしまうようなものだった。しばらく冷蔵庫に入れておいてからひとつ試しに食べてみたが、なんだかはっきりしない味だった。もうちょっと冷えればまた違うのだろうが。それはともかく、イアン・マキューアンの「贖罪」、フォークナー同様、上巻を読み終えて下巻に突入した途端にもうカタルシスを覚える。「ミレニアム」もそうだったが、どうも最近読む上下巻ものの小説は上巻はひたすら我慢、というものが多い。自分の性格のせいだろうか。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク