絶叫ラーメン

12月27日、火曜日。

アラームで9時15分起床。

11時に母と窓越し面会。今日の母はいつもと打って変わって饒舌だった。というのも、面会の直前まで例の妄想で不安で仕方なかったという。母の話によると、部屋で一人でいるときに窓の外の景色が違う世界に見えるらしい。誰もいない国みたいなことを盛んに言うのだが、実際のところ部屋にドアがついたので部屋の中にいるときは一人だから誰もいないのだが。不安になると僕の名前を呼ぶというのだが、本当にコロナ禍で自由に面会に行けないのが恨めしい。母が可哀想で仕方ない。

午後は結局なんだかんだ言ってちょこちょこと業務。先日書いたように本年のトレードは終了と思っていたのだが、一応朝想定をして相場が動いているとなるとなにがしかはやりたくなる。実質欧米の相場が来年度になるのは29日からなので、それまでは何もしなくてもいいのだが。

夕飯はなんとなく隣町の龍上海に行ってみた。というのも、以前赤湯の本店に行ったときに冷やし中華を食べてしまったため、名物の赤湯からみそラーメンを食べてみたかったから。龍上海は横浜のラーメン博物館でも人気店だという話だが、個人的には麺がふにゃふにゃなのが気になる。が、今日食べてみたところ麺はそれほど気にならず、気になったのは店員の子供3人が発狂して店内を絶叫しながら走り回ること。いや、実際これほどげっそりすることはない。客商売なのだからなんとかならないのだろうか。

で、夜気がつくとArturiaのV Collection 9をポチっていた……。この四五日散々シンセ音源をどれを買うか悩んでいたのはなんだったんだろう? 何しろこのV Collectionには32の音源が入っているのである。なんでポチってしまったかというと、セールで半額以下になっている上にPayPayのポイントとかを使うとさらに安くなるので、実質平常時の3分の1ぐらい(27000円)で買えるから。ポチってからまだキャンセルできるのでどうしようかいまだに考えているのだが、よくよく考えてみるとこの程度の買い物で人生最大の買い物みたいに考えて悩むのは我ながらちょっと変だなという気もする。いずれにしろ、これを買うんだったら当分の間、少なくとも半年はプラグインの類は買わないようにする。

それはそうと、大分前に固定電話用の留守番電話機を買ったのだが、奥の両親の部屋に置いてあるということもあってメッセージの確認を2カ月に1回ぐらいの頻度でしかしておらず、普段は存在すら忘れている。夕食後、たまたま思い出したので見てみると、先週から5件のメッセージが残されていた。しかし全部同じ人物からで、母の友人なのだがもうすっかり呆けてしまっているのだった。メッセージは全部母宛てなのだが何度母はもう8年も前から特養に入っていると教えても忘れてしまうのだった。実際彼女は数年前に同じく母の友人と3人で特養に面会にまで来たのだ。それすら覚えていないというか、ここ最近でも二度ほど母は特養にいると説明したのだが何回教えてもダメ。いろんな意味でもう固定電話辞めたいのだが、普段付き合いのない親戚のことを考えるとそれも迂闊にできない。

なかなかに人生は悩ましい。喉元過ぎれば熱さを忘れるんだろうか。

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