8月11日、金曜日。
10時18分起床。それでも眠くて午後昼寝少々。なんらかのゲームの夢を見る。
サッカー女子ワールドカップ、前回準々決勝と書いたが、今日が準々決勝だった。日本 1-2 スウェーデン。というわけでなでしこはベスト8で敗退。ちょっと想定外で残念だったのは、前半日本が守備的に引いてしまったこと。そのお陰で前半のスウェーデンは終始一方向に攻撃することができ、日本は先制されてしまった。守備的に引いているせいで攻撃時には前の人数が足りないという事態に。後半PKで0-2とされ、その後PKを得るも失敗。しかし後半のなでしこは攻撃的なスタイルに変更して、特に終盤は一方的に攻めて1点を返した。それだけに前半の戦い方がもったいなかった。不思議なことに前半は今大会中なでしこのパススピードがもっとも遅く、それでフィジカルに勝る相手に簡単に奪われていた。後半は逆にスピードで上回っていたのだからサッカーは分からない。いずれにしても、負けたら終わりのトーナメントの戦い方の難しさということなんだろう。
小川哲「地図と拳」読了。
小川哲「地図と拳」読了。600ページを超え、巻末の参考文献の数を見ても労作だが、カタルシスがない。読み終えたということしか。小川の他の作品もそうだが、枚数が必要なのは分かるが、それ以上のものはない。つまりは、物語として気持ちのいいところに完結していない、語り切れていない感。
— 高山 靖/Sukeza (@anykindoflove) August 11, 2023
この物語としての「不完全さ」とも言える傾向はなんなのかと考えるに、要は小川は説明をしたいだけの人間に思える。だからアイデアがカタルシスに結び付かない。
— 高山 靖/Sukeza (@anykindoflove) August 11, 2023
要するに面白くなかったわけではないが、簡単に言えば読んだ分以上の面白さというものがない、つまり読後の面白さが足りない。読みやすいのだがストーリーテラーではないという感じ。当初のアイデアを綿密に書いていくスタイルだが、そのアイデアを乗り越えるというか完熟させることができないというか。
で、都合12回目の「JINー仁ー」完結編を最後まで見た。結局見始めると止まらなくて、最後まで見るしかなく。完結編で気になるのは、大沢たかおの笑顔の演技が不自然なこと。これはずっと気になる。個人的には第一部だけ見るのがもっとも満足度が高い。
明日は昼に弟が珍しくうちに来るという話。それと、昨日作業したのにまた裏の人が来て、まだアメシロがついた枝が残っているという苦情が来たのでまた枝を切らなければならない。再び殺意。