卒業?

8月27日、日曜日。

10時ジャスト起床。

どうにもよろしくないのは、夏バテは夏バテだと思うのだが書斎のソファに寝転がる癖がすっかりついてしまったこと。このままだと起き上がっている体力すらなくなってしまうのではないかという危機感を覚える。

そういえばそのソファで昼寝していて、珍しく音の鳴る夢を見た。ヤマザキが曲を書いてきたという夢で、それは明らかに音が鳴っていた。ところが結構複雑な曲なので、とても覚えてはいられなかった。モチーフのひとつでも覚えていられたら曲作りに生かせたかもと思うのだが。

そんなわけでほぼ一日ソファ近辺でうだうだしていただけで何もしていなかったのに等しいが、ちょっと思いついて制作中の曲の続きを8小節ぐらいは書いた。

夕食時に気がついたのだが、今日は台所でも窓を開けていると風が入ってきて、これまでと比べると若干涼しくなった。もう8月も終わりに近いので当たり前だとは思うが。

ところで、そろそろこの日記も日記として書くのをやめようかと思っている。というのも、そもそも書くこと自体があまりなくなっているし、自分で読み返すこともない。日記として書いておくと便利なのは後で検索すると何がいつ起こったのか分かることだが、それはそもそも何らかのことが起こったときである。備忘録を兼ねて、ひとつの習慣として毎日ここを更新しては来たのだが、書くことがないようではどうにもならない。そもそも読んでいる人も面白くないはず。なので、基本毎日更新を不定期更新に徐々に変えていこうかと思っている。

考えてみると、25年前に自分のサイトを立ち上げたころは、道を歩いていても頭の中を電光掲示板のように言葉が流れていた。それをサイトに書くだけでよかった。今はそういうこともない。それもまた老化なのかもしれないが。

相変わらず毎日メーカーから大量のメールが届くが、プラグインに心を動かされることは一切なくなった。以前だったら調べ始めて止まらなくなり、最終的には一番いいものが欲しくてどうにもならなくなったものだが、ここにきてようやくプラグイン沼から卒業できたということなのだろう。

気がつけば還暦を過ぎてもう4年が経過している。毎日一杯一杯で生活しているのは相変わらずだが、体力は落ちる一方。これで今以上に精力が落ちたら、立派な枯れた老人の出来上がりというところだ。困ったことにいまだに自分が老人であるという自覚がない。一体いつになったらそういう自覚が芽生えるのだろう。それともそんな自覚はあろうがなかろうがどうでもいいことなのだろうか。日々年を取っているのは自分だけではなく、世界中の誰もが同じなのだから。果たして自我は老人化するのか、するとしたらいつどうやって、どういう風に変わるのだろうか。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク