11月9日、木曜日。
10時32分起床。最近見る夢は結構面白い。ストーリー的に。もう覚えていないのだが。
佐藤究「幽玄F」読了。
佐藤究『幽玄F』読了。三島由紀夫の作品を読み込んでいるわけではないので、どこまで三島の影響を受けているのかは分からない。相変わらずもどかしい部分と痛快な部分が交錯する。総じて面白く、読後感は悪くない。
— 高山 靖/Sukeza (@anykindoflove) November 9, 2023
佐藤究の小説は毎回着想・プロットは面白いと思うのだが、文章がどうも記述的。今作は特に第一部がだるい。主人公が天才パイロットというだけではストーリーが成り立たないというのは分かる。しかし記述的な文章であるから、どうしても余計なものを読まされているという感覚にときおり陥る。こういうストーリーならもっと面白く、あるいは美しくできるような気がするのだがなあと思ってしまう。で、これを書いていてハタと気づいたのだが、佐藤の小説に欠けているのはユーモアである。そういった、ちょっとした余裕のようなものを感じさせられるようになれれば、もっと面白いものが書ける作家だと思う。
で。
昨夜サウナに行った帰りから、車のエンジンの音がやけにうるさくなったので、以前マフラーが錆びているとディーラーに言われたのを思い出し、交換してもらおうと午後ディーラーに行った。すると、既にマフラーは外れた状態であるし、その根元のところも穴が開いているということで、アッセンブリー交換になるので結構な修理代がかかることが判明。またしても散財。修理の予定は来週だが、それまでに中古の部品を見つけてくれとは頼んでおいた。まあ下手に高いプラグインを買う前に分かってよかったのか。
夕方、一曲マスタリングし直してYouTubeに上げた。