土曜日の公園

昨夜もなかなか寝付けず、9時過ぎ起床は仕方ない。朝食を摂りながら早速録画しておいたサッカー親善試合、フランス×日本を見る。前半はほぼ一方的にフランスに押し込まれ、ボールの収まりどころがなく、本田の不在が響いている印象だったが、後半になってフランスがメンバーを交代させると日本のよさが次第に出てくるようにはなった。しかしながら、終了間際の香川のゴールで0-1で勝つというのは予想出来なかった。だがベストメンバーというか、少なくとも本田がいれば、前半にしてももうちょっとやれたことは想像出来る。いずれにせよトルシエ・ジャパンのころと比較すると、日本も強くなったものだと思う。

セブンイレブンのドリアの昼食を済ませると、午後はソファで放心してしまい、何をしたらいいのか分からなくなった。煮詰まりそうな雰囲気だったので、仕方なく精神科に向かった。前回の診療からもう3週間以上経ってるし。ところが辿り着いてみると6人ぐらい待っていたので断念、気を取り直して久方ぶりに別所沼公園に行ってみた。医者からは歩いて3分ぐらい、考えてみるとここに引っ越してから来るのは初めてなのではないだろうか。一昨日ぐらいからまた暖かくなり、今日は秋晴れ、Tシャツでちょうどよい陽気だった。

土曜日なので公園は人でごった返しているかと思いきやそうでもなく、ベンチに座って煙草を吸いながらここでも放心する。足元を歩く鳩を見やると、鳩の目はオレンジ色のガラス玉みたいで、足は赤いんだな、などということに改めて気づく。靴を脱いで文庫本を枕にベンチに仰向けに寝そべり、気持ちのいい風に頭上の木々の梢が揺らぐのを眺めた。

ここはどこだろうとか、生きるということはどういうことだろうかとか、とりとめのないことが頭に浮かぶ。そういえば今のところに引っ越すとき、公園の隣のマンションにするかどうしようか少々迷ったことを思い出す。あのとき、公園脇に引っ越していたらどうなっていただろうか。そうしていたら今回の引越しは考えなかっただろうか。いずれにしてもいまさらな話である。こうやっていざ歩いて来てみると公園は思いの外近く、以前遊歩道沿いに住んでいたときよりも近い気がする。天気がよければまた来ようと思う。少なくとも、旅行に出るほどの決心は要らずに、多少なりとも気分転換は出来る。公園前のハンバーガー屋で薄くてまずいコーヒーを飲んでいるうちに日が傾いてきた。いつの間にか、気分は大分マシになっていた。帰りはいつもと違う道を歩いて帰った。

本日の続きはfragmentsに書いた。駄文なので読む必要なし。マジで。長い文章書けなくなったな。

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