食欲が失せる、シャーロック・ホームズ

曇りのち雨。9時起床。朝食後、3時まで業務。吉野家で昼食、本屋に寄って佐々木譲「警官の血」上下巻購入。帰り道から雨がぱらついてくる。と、ここまでは普通だったのだが、帰宅してポテトチップスを食べてぼんやりしていると、気分が悪くなってきた。胃の辺りがむかむかするような気もするので吐き気止めを飲んだのだがよくならず、ソファで1時間ほど寝る。目が覚めて、ようやく少しマシになったかと思ってPCに向かっているとまたむかむかして気分が悪くなった。よってまたソファで横になる。違う吐き気止めも飲んでみる。が、いっかなよくならない。おまけに9時を回っても一向に腹が空かず、食欲がまったくない。そのうち少しマシになってきたのでまたPCに向かってドラムを直したりしていたが、10時を過ぎたのでいくらなんでもなんか食べておいた方がいいだろうと思い、雨の中をセブンイレブンまで行ってカップラーメンを買ってきて食べた。というか、それ以外のものは食べられる気がしなかった。食べ終わると大分マシになったところを見ると、やっぱり胃かな。炎症でも起こしているのだろうか。それはそうと、いろんな本の合間に一編ずつ読んでいるうちにコナン・ドイル「シャーロック・ホームズの冒険」読了。以前にもちょこっと書いたと思うけれど、まあホントの古典だからしょうがないが、物語の導入部や事件そのものは面白いのだけれど、短編というせいもありあまりにも簡単に解決してしまい、どれも物足りなく思ってしまう。結局のところ、「名」探偵とはなにか、という問題に突き当たる。詰まるところ、当てずっぽうでも事件を解決してしまうような名探偵は、物語をつまらなくする。コナン・ドイルがホームズのシリーズを自分の本懐としていなかったのもうなずける。

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