帰省3日目

これを書いているのは、田舎の町の共同施設。いい加減、iPhoneのタップで更新するのにも疲れたので。いささか時間はまだ早いのだけれど。昨夜寝たのは1時ごろ、ちょうど雷が鳴って雨が降り始めていた。今朝も激しい雨の音で一度目が覚め、次にちり紙交換の声で目が覚めた。が、何度か寝直して起きたのは8時過ぎ。それにしてもちり紙交換来るの早過ぎだろ。うるさ過ぎるし。で、昼食はどこか外に出かけたいと思い、父は行かないというので僕の運転で母と山の方にドライブ。結局、月山に行って戻ってきた。実家は盆地にあるが、車で行くとそれほど遠くない。雨は既に止んでいたが山の上の方は風が強く、霧のような雨が降っていた。それでも山腹の途中から黄色く紅葉した景色を見ることは出来た。昼食は山を降りてちょっと行ったところにある、道の駅のレストランで食べた。道の途中にある喫茶店が20年前と変わらずにあったので入りたい気もしたが、結局入らずに帰った。夕方に駅まで行って、明日の新幹線の切符を買った。夕方の新幹線で帰る。久しぶりに帰省して、いろんな感慨にふけったけれど、それを逐一書いていると切りがないしやたらと長くなってしまう。昨日だか今日だか、都内では反貧困のデモがあったし、いろんな意味で酷い世の中になったものだなと思う。前向きになることのなんと難しいことか。一体、いつになったら多少なりとも元気が出るのだろうか。

そんなわけで大藪春彦「野獣死すべし」再々読了。定価140円とあったので奥付を見てみると、なんと昭和47年発行の文庫初版だった。額面通り受け止めると13歳のときに読んだことになるが、この殺伐とした非情で暴力的な小説を中学生の僕はいかなる思いで読んだのだろうか。今考えるとよほどマセたガキだったのか。読むたびに思うのだけれど、併録されている復讐篇よりも、処女作であるタイトル作の方がずっとよく出来ていると思う。当時の時代性、書いたときの作者の年齢等を考えても、かなり新鮮で画期的な小説ではあったと思う。もちろん、後年の大藪作品同様、極端にデフォルメされているとはいえ。

やっぱりPCで書くと格段に楽だ。時計を見るとまだ7時半を回ったところ、日記を書く時間では本来ないし、ここからでは写真もアップ出来ないけれど。

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