フィルター、電話

9時前にエアコンのメーカーからの電話で起こされる。9時から10時の間に電話する、という話だったのだが。今日は比較的穏やかな陽気。若干胃の辺りがむかつく感じがあり、朝と午後の2度、吐き気止めを飲んだ。3時間の業務後、帰宅してスーパーから買ってきたおにぎりの昼食後、また不安感が。しょうがないので嫌々ながら頓服の安定剤を飲み、ソファで昼寝、すると4時ちょうどにメーカーの人がドアチャイムを鳴らして起こされた。メーカーの人がエアコンの蓋をかぱっと開けると、あ、これじゃあエラー出ますね、と即座に言った。そこには埃がこびりついたフィルターがあった。考えてみると、僕は生まれてこの方、エアコンのフィルターを掃除したことがないのだった。正直恥ずかしかった。水道の水でフィルターを掃除してメーカーの人に渡し、これで効きもよくなるはずです、と言われた。聞くと、2週間に1度は掃除するのだという。大体において、僕は説明書すら読んでいない。というか、説明書が見当たらなかった。まあとにかく、これで僕はエアコンや空気清浄機のフィルターは一定期間に掃除すべきである、ということを学んだ。まったくやれやれだ。一体僕はどういう人生を送って来たのだろう、などという思いが頭を掠める。改めて自分には常識の範疇で足らないものが多いな、と思う。その後は例によってひたすら本を読んでいたのだが、コンビニ弁当の夕飯後、一度は落ち着いたかに思えた精神が再び揺らぐのを覚え、誰かに電話したくなった。薬漬けで電話依存していたころは何も考えずにいろんな人に電話をしていたが、抗うつ剤を飲むのを止めて思考回路のベクトルが若干まともになってきた近頃は、逆に考え過ぎるのか、電話ひとつするのにも随分と勇気がいる。考えた挙句にこの日記の長年の読者であるruseyarnさんにiPhoneの方で電話、無料通話出来る9時ごろまで話をした。その後、また本を読み始めたのだがどうにも誰かに電話したくなり、結局ヨウタロウとHの2人に電話した。1日のうちでこんなに電話したのは久しぶりだ。独りで鬱屈しているとなかなか精神的に修復するのが難しいので、電話でも話すという出口があると助かる。どなたか僕と電話で話してみたいという奇特な人がいれば、メールください。連絡先教えますので。今日はアマゾンから注文していたティム・オブライエンの「カチアートを探して」が届いた。佐々木譲「制服捜査」をもう読み終わりそうだが、これで安心。そういえば昨日同じくアマゾンに注文していたコピー用紙が届いたのだが、A4を頼んだつもりがA5が届いて愕然、確認してみると確かにA5を注文していた。A4で検索したのに……。ま、いいか。体力をつけるために明日から筋トレを始めようと思う。何故明日からかというと、気がつくとシャワーを浴びてしまったからである。これでいいすか、ruseyarnさん。

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