ピンクのカーテン

9月8日、日曜日。

10時5分起床。

今日は弟の誕生日だった。弟が63歳で老人なのだから、自分が老人なのは当然だ。

午後、バンドのもう1曲のミックス。で、プラグインをデモでひとつ試し、結局買うことに。

いつもよりちょっと遅めに母の面会に行くと、母のベッドがカーテンで囲われていたので、てっきりおむつの交換かなと思い、外で待っていようとしたのだが、ふと見ると「隔離中」という札が下がっていたので驚いて看護師に訊きに行く。すると、カーテンの中に入っても構わないということだったので、母と一緒に弟に電話して誕生日おめでとうと告げる。しばらくすると男性の看護師がやって来て、耐性菌が検出されたので隔離しているということだった。耐性菌というのは要するに抗生物質が効かなくなる細菌で、特に母の具合が悪くなったわけではないということ。ただ、効果のある抗生剤が限られてしまうということだった。それにしても、一日中カーテンに囲まれていては、母もさぞかし気が滅入るだろうなと思う。

なんだかいろんなことが上手く行かない気がしてくるが、それこそが気の持ちようなのかもしれない。

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