耐える

5月15日、木曜日。

8時55分起床。7時台から何度も目が覚める。

話を昨日にさかのぼると、考えていたように難しい相場になり、日中はなんとか夜までかけてちょびっとプラスになって様子を見ようと思っていたのだが、ふと、もうちょっと頑張ってもいいのではないかと思ってポジションを取った途端にゴールドが理由は分からないが爆下がり、下に置いていた指値も串刺しになってしまった。なんか日中から重いなとは思っていたのだが、認識が甘かった。常々、トレンドが変わったら死ぬなとは思っていたが、それが遂に来たのだった。それで多大なドローダウンに耐えるしかなくなった。

一夜明けて朝起きてみると、かなり下に置いていた(つもりの)指値もついていて、朝食後は10時に上がってなんとか助かりそうと思ったのも束の間、そこから延々と下落、気がつくと大変なドローダウンになっていた。

もう何も出来ることはないかと思ったが、最悪の場合を考えてまず資金の一部を出金、次にテクニカル的なポイント(かなり長いスパンで見た61.8%)に両建てになる売りの指値を置いた。つまり、実質的な損切りポイントを置いた。これが付いたらもうしょうがないという具合。

これが完全な下落トレンドに変化したと思うならポジションをひっくり返すのだが、一応それなりの根拠があって、どこかで反発するだろうということでひたすら我慢することにしたのだが、相場が怖いのはどこが底になるか分からないところである。午後に至るまで底なしで落ちていくようなチャートだったので生きた心地がしなかったが、午後の何時かな、2時半ぐらいから反転、固唾を飲んで見守っていたのだが、ここを超えれば上昇するだろうというポイントをなんとか上抜けて、最悪はなんとか免れそうではある。

そんなわけで急造ではあるがスイングトレーダーに変身、あとはひたすら高値を更新するのを待つ。何日かかるか分からない世界。母が生前、「人生で何かひとつでも我慢してみろ」と言っていたのはこのことかなと今は思っている。

奇跡が起きた。一瞬プラスになった。一時は90ドル近いドローダウンだったのに。本当に耐えるのはここから。

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