暇という悲劇

11月22日、土曜日。

9時22分起床。長い悪夢を見る。

今日の予定はひとつだけ。午前11時キックオフのプリンスリーグ、鹿島ユース 3-2 川崎ユース。イースト優勝に王手がかかった試合を鹿島公式がYouTubeで配信してくれた。鹿島ユースは7ポイント差で1位といっても代表と怪我で主力がボランチ以外にいないという状態、それでも強かったという試合だった。

この試合を見終わると、気がつくと何もすることが思いつかず昼寝。といっても永遠に昼寝するわけにもいかないので台所でテレビで放送している天皇杯の決勝をつけてはいたが、町田と神戸という興味のない組み合わせの試合だったので正直どっちが勝ってもいいやという感じであまり見る気にもなれず。そこで、自分が物凄くヒマだということに気づいたのだった。

人間あまりにもヒマだと人生に絶望する。つまり、生きる目的を見失っているわけだから。結局、何もしなくていい人生というのは悲劇そのものである。そこで、仕方なく台所の掃除を始めた。流し周りとかあちこちを拭き始める。拭くとそこはそれなりに綺麗になる。すると、ああ俺は一応何事かを成し遂げたんだという気持ちの物凄くちっちゃいバージョンのような気持ちにはなる。が、そこまで。

結局その後スーパーに買い物に行って帰宅して夕飯を食すと、後はだらだらとYouTubeでラジオの深夜放送を聴くだけという人生。

明日は何も予定がない。予め定められた悲劇。つまるところ、何もすることがないというのは、モチベーションがないというただ一点に尽きるのである。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク