7月18日、土曜日。
アラームで7時15分起床。二日続けて眠れなくなる夢を見た。だが、今日は実際に目が覚めたわけではなかった。
相変わらず朝が異様にだるい。起きてから2時間は経過しないと使い物にならない。逆に言えば、2時間経過するとなんとか使い物にはなるわけだ。
バイトから帰宅後も2時間は使い物にならない。ということは、往復4時間あまり人間としては使い物にならないことになる。
夜、久しぶりにnoteに書いた自分の記事を読んだ。昔fragmentsに書いた記事である。そういえばもうしばらくこういう長い記事を書いていないなと。俺は長いこと僕だった。まだ20世紀だったころからだから、かれこれ20年以上僕だった。還暦を過ぎて、60代も半ばに差し掛かってなんだか「僕」という一人称が恥ずかしくなったのだった。そして僕は俺になった。そもそも人生の大半は俺だった。
ハタと気づいたことがある。20世紀からサイトを続けてきて、まだレミのこともえっちゃんのことも一度も書いたことがない。レミは実質上初めて付き合った子、つまり初体験の相手、えっちゃんは中学時代に好きだった子で30代になってからも田舎に帰るたびに会っていたのだが、俺のある一言がきっかけでその後30年以上会っていない。この二人のことを書き始めると長くなる。たぶんとても長くなる。そして、ある意味自分にとって黒歴史とまでは言わなくてもグレーな記憶となっている。特にえっちゃんには「あと2年待って」と言ってから30年経過しているので合わせる顔がない。おまけにその間に一年だけだが結婚までしてるし。
それに比べるとレミは実にサバサバしたものだった。10年ぐらい経って、ロンドンから帰ってきたレミと六本木の芋洗い坂にあった無国籍料理の店で食事をしたときも、軽くいなされた。同い年なのに、彼女は常に自分の方が年上のように振る舞い、その逆を嫌がった。実際のところ、レミが付き合っているときに本当に俺のことが好きだったのか、いまだに分からないのである。それでも許せるような女だった。
あと二日で67歳になる。俺はもう誰とも付き合うことはないだろうし、恋愛することもないだろう。そもそも俺と付き合いたいという人間は現れないだろう。正直な気持ち、もういろいろ引退したい。何かするとしたら、26年ぶりに小説でも書くかな。もし書くとしたら、一人称は俺になるだろうか、僕になるだろうか。
巷で随分評判だというので、「Tシャツが乾くまで」というドラマを2話まで見たが、俺にはじれったくてどこがそんなに面白いのかよく分からない。共感できたのは俺と同じ煙草(アメスピのライト)を吸っているところぐらい。
明日は休みだが、今日は何もしたくない。最近少し頑張り過ぎた。明日できることは明日やる。

オンラインバンド、Sukeza Bandのニューアルバム「Everything」配信中