煩悶

8時半起床。昨日ようやく父の葬儀を終えたというのに、心はまったく安んじない。それどころか、いたたまれなく、ささくれだっている。朝から昨日の葬儀に出られなかった弔問客が訪ねてくる。10時には葬儀関係を任せた叔父夫婦がやってきた。昼過ぎ、僕はとうとう切れてしまった。些細なことから弟を怒鳴り付け、食って掛かった。もしかしたら母同様、僕も被害妄想に蝕まれつつあるのかもしれない。疎外感が半端ない。結局、弟に怒鳴ってしまったことで疎外感は一層増すだけだった。夕方、弟の奥さんと長男が仙台に帰った。僕と弟だけが残った。弟はどうやら僕に気を使っているようだ。こういったことが何もかも最悪に思える。夜は母が最初に放心状態になったころを思い出し、気分が塞いでしまう。

今日1日で7人ほどの弔問客がやって来た。合間に保険や年金関係の書類を整えようと試みるが、母がいないと肝心の書類がなかなか見つからず、多大な労力を要する。町役場に戸籍謄本やら何やらをもらいに行ったものの、父と母の住民票は僕が別世帯にしてしまったために母の委任状が必要なことが判明。いちいち面倒なことこの上ない。

なんていうか、何もかも行き詰っている感じがして、気が滅入って仕方がない。母が延々と呟く呪詛のように、すべてが最悪な方に流れている感じがしていたたまれない。救い難い気分。

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