ソファの上の死

1時前就寝、7時15分起床。久しぶりにノンストップで6時間眠れた。が、昨夜のダルさが取れるどころか、尋常じゃなくダルい。何も出来ない。なんとか朝食は摂ったものの、洗い物も出来ず。結局書斎のソファで1時間半寝るしかなかった。昨日同様、寝ても一向に回復しない。冬に弟が置いていったカップ麺で昼食。3日前に賞味期限が過ぎていたが。

午後になっても一向に変わらず、椅子に座っていることすらしんどい。どうにもならないのでまたソファに横になって阿部和重「クエーサーと13番目の柱」を読んでいたが、それすら疲れる。で、また2時間ほど気絶。父が肺気腫が悪化してからしょっちゅう「死ぬほどダルい」と言って病院で点滴を受けていたことがダブる。で、このまま死ぬかもしれないな、と頭をよぎる。昔読んだ、ブラッドベリの「死ぬときはひとりぼっち」という本のタイトルを思い出す。あの本はもう捨ててしまっただろうか。

ただ寝ていただけでもう夕方になる。今日は暑くて家の中でもずっとTシャツだった。嫌な汗をかくので熱を計ってみたが熱はない。夕方になってももうホントに死ぬほどダルいし、なんていうか、具合の悪さを具体的に表現のしようがない。食欲もないし、蕎麦屋に電話してみるが、出前は2人前からだということで諦め、何か食べた方がいいだろうということで、一応昼前にご飯を炊くことだけは出来たので、簡単な夕飯を食べる。で、またソファへ。暑いので窓を開けていたが、網戸が壊れているので、本を読んでいるとブーンという音がして甲虫が部屋の中を飛び回る。しばらく放っておいたがさすがにその後窓は閉めた。

以前キーボードのヤマザキと電話で話していて、ヤマザキが酷い貧血になったときの話を思い出し、電話してみると、夜幸運にも電話が繋がった。で、話を聞いてみると案の定、症状はまったく貧血と同じだ。が、僕は先月の20日に血液検査を受けたばかり、一番最初にチェックするのは貧血かどうかだ。酷い出血でもない限り、貧血というものはそう急になるものではないし、それほどの出血があったら吐血とかトイレで気づく筈だし、意識がないか死んでるかも知れない。謎だ。ヤマザキの話では貧血なら造血剤を飲めば回復するという。いずれにしても明日の朝も同じ調子ならさすがに医者に行くが……。同じ状態なら総合病院は無理。とても2時間も待っていられる体調ではない。

身動き出来なかったがツイッターにだけは書いていた。で、フォロワーの一人から、酷い胃潰瘍で内出血している場合に急に貧血になることもあり得る、とさっき聞いてちょっと憂鬱に。また胃カメラとか言われると嫌だなあと。血液検査ぐらいならいいけど。

と、気がつくと、これを書いている今ごろになってようやくPCに向かえる程度の状態にはなった、ということだな。いささか遅きに失した感はあるが、それでも状態が変わらないよりはいい。一応まだ生きてるし。しかし、改めて思うに、一人で暮らしていて自力で医者に行けないほど具合が悪くなるとどうにもならないな。救急車を呼ぶほどの状態かどうか、自分では判断がつかない。生憎今日はかかりつけの内科医が休みの日だったし。ま、やってても行ける状態ではなかった。

やっぱりまだ力が入らないな。何もしていないのにあっという間に一日が終わる。本当に貧血なのだろうか。今日の煙草はこれから1本吸うと15本。意識のあった時間が短かったわりには吸ったな。


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