無為

朝起きて朝食を摂っていると寒い。部屋の中でも短パンを穿く季節ではもうない。軽く業務をして帰宅するが、相変わらず何も出来ない。なので、また頓服を飲んで死んでみるが、1時間で蘇生してしまう。何も出来ないととにかくヒマだ。ただ茫然としてると時間の進むのがやたらと遅い。しょうがなくてまたソファに寝転がってルソーを読む。途中でふと、ルソーっていつごろの人間だ、と思ってプロフィールを見ると、18世紀。うーん、なんで18世紀の思想家の独り言なんか読んでるんだ、とか思う。確かに僕は仏文だったけど、フランス文学にはまったく興味がなかった。なので、卒論は興味本位でサド。一応、フローベールとかスタンダールとか読んではみたんだけど(最近)、スタンダールの「パルムの僧院」は僕がこれまで読んだ小説の中でも、もっともつまらない作品。最後まで読んでないけど。フランスの作家で気に入っているのはカミュとデュラスぐらいか。あ、あとシムノンもいたな。あまりにも読んだのが昔なので覚えてないけど。おっと、ジュール・ヴェルヌがいたな。小学校のときの愛読書。

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