哀しみに似た感情

朝起きたら、昨日の薬がまだ残っていた。相変わらず精神状態が酷い。午後、茫漠とした形のない哀しみの感情が湧いてきて、僕を満たす。なんだか知らないがあまりにも哀しくて人間として機能を果たさない。しょうがないので頓服を飲んでソファで寝てみる。と、久しぶりに譫妄(せんもう)状態に突入、半覚醒、半睡眠状態を3時間ほど繰り返す。それで一旦持ち直したかに思えたが、この感情の根っこは意外と深く、深更、またもや哀しみに似た感情が。情緒不安定なのか。飲み物を買いに外に出てみると、日曜の夜の住宅街はまるで墓場のように静かだった。自動販売機で炭酸飲料を買い、とぼとぼと帰り道を歩くと哀しみと同時に僕の精神はどんどん虚無的になっていく。どうにも救い難い気分になる。帰ってシャワーを浴びると少しはマシになったものの、このところの酷い精神状態からして、明日か明後日か帰省しようかな、と思う。このままだとホントにどこまで落ちていくか分からないから。

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