夏至

6月22日、月曜日。

今日は一日体調が悪かった。

9時前に起床も朝から頭痛、アドヴィルを1錠飲んで業務に行くがそれでも頭痛が治まらずアドヴィルをもう1錠飲んだ。それで胃に負担がかかったのだろうか、帰宅後の午後は胃の辺りがむかむかしてやたらと気分が悪くなる。身体もだるい。気持ち悪くてソファで横になるが、2時間近く横になっていてもあれこれ昔の記憶がよみがえり眠れなかった。もしかしてあれは夢であって少しはうとうとしたのだろうか。悪心に悩まされて横になっても眠れないというのは辛い。

今日は午後に泌尿器科の予約が入っており、しょうがないので夕方近くに行く。どうせもう薬も飲んでいないのだし、もはや何のために通っているのか分からない。小一時間ほど待たされてようやく診察、前立腺の超音波検査をされるが考えてみればこれは以前もやったのだし、いまさらもう一度やって何になるのかさっぱり分からない。医者の小遣い稼ぎとしか思えず。軽い前立腺肥大が見られると言われるがこれは以前とまったく同じ答え、何回やっても同じだと思うのだが。何を出されても僕が飲むのをやめてしまうので今回は医者も薬を処方せず。もう行くのをやめようかと思う。

6時過ぎに帰宅も悪心はさらに酷くなる。あまりにも気分が悪くてふらふらなので、さすがに今日は母のところに行くのは無理かもと、書斎の一人掛けのソファで黒川博行「破門」を読む。なんだか分からないが、今日のところは本を読んでいるのが一番楽なのだった。ふと時計を見ると7時近く、やはり母のところにちょっとでも顔を出さなければと思う。相変わらず胃の辺りがむかむかして食欲はまったくない。太田胃散を飲む。

このところあまり目つきがよくなかった母だが、今日は久しぶりにいい目をしていた。だが僕の方があまりにも具合が悪い。30分ほどで特養を後にする。いつもより早い時間なので、外は綺麗な夕焼け空だった。朝食用のパンが切れたのでスーパーに寄って買い物をして帰る。

帰宅後もふらふらで本当に食欲がない。煙草を一服してまたソファで本を読み始めるが、これでは体調が戻るわけはないと思い、レトルトのカレーでなんとか遅い夕飯を食べる。風邪気味のようでもあるし、もしかしたらちょっとした胃潰瘍とかかもしれないので、先週以来頭痛薬と睡眠薬以外の薬は飲まないようにしていたのだが抗うつ薬のドグマチール(元々潰瘍の薬)を飲む。

無理にでも夕飯を食べたのがよかったのか、10時ごろになるとようやく少しは人心地ついた。だが朝からの頭痛の残滓は終日残っていた。今日はあまりにも気分が悪くて頭が回らず、相場は参加するどころか考えることもできず。生きているので精一杯という感じ。

それはともかく、読んでいる黒川博行「破門」、面白くて一気読みしてしまいそうだ。寝る前には読み終わるだろう。本来の予定では今日本屋に行って次に読む本を買っておく予定だったのだが、頭痛と悪心ですっかり予定が狂ってしまった。

夏至の今日はそこそこ暑かった。

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