梅雨の日曜日

6月28日、日曜日。

8時前起床。いつもなら二度寝する時間だけど、録画しておいたなでしこの試合が気になったので。情報をシャットアウトして朝食後早速女子W杯準々決勝、日本×オーストラリアの試合を見た。

前回のオランダ戦もそうだったけれど、決勝トーナメントに入ってから尻上がりになでしこのサッカーはよくなっている。今日の試合も終始日本が優勢、後半岩淵のゴールで1-0で勝ったけれど危なげない試合運びで、延長戦になっても結局勝っていただろうなと思わせる試合内容だった。どこがよくなったかというと、攻撃時の連携もそうだけれど全体の守備がよくなっていると思う。だから見ていて安心感がある。夜にテレビのニュース番組をちらほら見たけれど、岩淵は一試合ですっかりヒロイン扱いになっていた。各番組の岩淵の持ちあげ方が半端ない。まあ無理もないが。次戦の準決勝の相手はこれまで勝ったことがないイングランドに決まったが、今の調子なら楽しみだ。試合開始も日本時間の朝8時(7月2日)ということでこれぐらいなら起きられる。

今日の試合を見てふと思い出したのは先日の男子代表が引き分けたシンガポール戦。あの試合も徹頭徹尾日本が圧倒していた内容で、誰かしらが1点取って勝っていれば今日のなでしこの試合みたいな完勝という扱いになっていたのではないかと。よくよく考えてみればW杯の準々決勝とシンガポール戦ではあまりにも相手との力関係が違い過ぎるから当然同じような扱いにはならないにしても、ただの1点さえ取っていれば雰囲気はまったく変わっていたのではないかなと思った。ただし、早いうちに問題点、改善点をあぶり出すという意味では結果的にはむしろよかったのかもしれないが。

試合を見た後から午後まで業務。今日は寒かった。Tシャツの上にヨットパーカーを羽織っていても夜になると寒いくらい。風呂上がりは浴衣の上に丹前を羽織ってちょうどいいくらいだった。今日も終日雨模様。夜になって本降り。いよいよ梅雨らしくなってきた。

それ以外は母のところに行ったぐらい。早起きしてしまったので眠気がなかなか抜けず、業務から帰宅後の夕方1時間半ほどソファで昼寝をしてしまった。

今日もそれ以外の時間は宮部みゆき「名もなき毒」を読んで過ごす。昨日は前半を物凄い勢いで読んでいたのだけれど、中盤に差し掛かって少しスピードダウン。自分の集中力が落ちているのか、それとも話が少し重くなってきたからか。

いずれにしても、今日はなでしこの試合を見た以外はほとんど何もしていないという印象が強い。しかし今日は日曜日、よく考えてみれば何もしなくてもいい日でもあるわけで、どうやら何かしなければという焦燥感がここ最近はことさら強い気がする。というのも、体力の低下と一連の体調の悪さで頑張れない、やろうと思ってもできないということが続いているからだと思う。その体力だが、筋トレとか階段の昇降とか散歩とかはなかなか毎日続けるのが難しい。なので、昔中学のころ通信教育で空手を少しかじったことがあり、20代後半になってからも空手の本を買って部屋の中で型をやっていたことを思い出し、ほとんど忘れかけているのだが空手の受け、突き、蹴りといったものを今日は少々やってみた。これなら台所でも思いついたときにできるし、全身を使うので気分転換にもいいかなと思っているところ。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク