健闘

12月16日、水曜日。

夜、母のところから帰宅後に夕飯を食べながらクラブワールドカップ準決勝、広島対リーベル・プレートの試合を前半の途中から見た。結果的に後半の失点で0-1と敗れたものの、広島は予想外の大健闘だった。前半はむしろ広島の方に決定機が多く、それをひとつでも決めていればという印象。失点はGKの判断ミスから。前回の試合もそうだったが、今回もドウグラスが肝心なところでミスを連発してブレーキになっていた。いずれにせよ、南米王者相手にJリーグのチームがここまでの試合が出来るとは思わなかった。ちょっとびっくり。確かに浮き球のトラップとかはリーベルの選手の方が抜群に巧かったものの、個々のレベルはともかくチームとしては互角以上に闘えていた。こういう試合を見ていると、日本代表にももっと頑張ってもらわねばなと思う。

昨夜は睡眠薬を作用時間の長いロヒプノールにしてみた。ところが寝付きは悪かった。朝目が覚めてみると10時前、やはり睡眠時間自体は長くなる。朝起きた時点でもまだ多少の迷いはあったものの、朝食を摂る前に内科に電話して明日の大腸検査をキャンセル。しかしながら朝から空腹を覚えてはいたものの本日は終日食欲があまりなく、おまけに夜の10時近くになって眠気が襲ってきたところをみると、身体自体はもしかしたら明日の検査に備えていたのかもと思った。まあそんなはずはないと思うが。ただどこかで意識していた部分はあったのかもしれない。

身体だけではなく精神的にも明日の検査に無意識に備えていたのだろうか、午前中から何をしたらいいのか分からなくなる。ちと呆然としそうになる。そのために、まだ早いと分かっていながら相場のポジションを取ってしまい、お蔭でまた苦労してしまった。今日は深夜というか明け方にFOMCがあるので様子見が基本であったはずなのだけれど、下手にポジションを取ったために引っ込みがつかなくなってしまった。判断ミスでいらぬ損切りをしたが、結果的には夕方にトータルプラスに転じて手仕舞い、なんというかこれもまた健闘の部類に入るのか。

昨夜から途中になっていたプルースト「失われた時を求めて 全一冊」を最初から読み直し始めたのだけれど、このところ毎晩寝る前に梅酒を飲んでいるので酔っ払った頭で読むにはどうにももどかしかった。それで、夕方母のところに行く前に図書館に寄り、星野智幸「呪文」と花村萬月「ロック・オブ・モーゼス」を借りた。3が日が休館なので返却は4日まで。年始まではこの2冊を読むことにする。

夜、ドラマ「無痛」の最終回だけ見てみたが、原作とは全然違う展開もリアリティがまったくなく無茶苦茶なところは原作と似たりよったりのレベルだった。まったく、こんなことならドラマの最初の方を見ていれば読まずに済んだものを、と思ったり。

予報では明日から急に寒くなり雪ということだが、本当に降るのだろうか。明日はみぞれ程度で明後日からは雪ということだが。しかし毎晩夜中に梅酒を飲む癖がついてしまった。昨夜のように必ずしも酒を飲むと寝付きがよくなるというわけではないのだが、煙草が美味しくなるという誘惑に負けてしまっている感じだ。

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